ホーム » マーケットニュース » NY株式サマリー(31日)=ダウ40ドル高 アマゾンが急伸しハイテク株が上昇

NY株式サマリー(31日)=ダウ40ドル高 アマゾンが急伸しハイテク株が上昇

市場概況
◆ダウ平均: 47562.87 +40.75 +0.09%
◆S&P500: 6840.2 +17.86 +0.26%
◆NASDAQ: 23724.96 +143.81 +0.61%

 31日のNY株式相場は反発。好決算を発表したアマゾン・ドット・コムが9.58%高と急伸し相場をけん引した。アマゾンの第3四半期決算は予想を上回る増収増益となったほか、強いAI投資需要を追い風にクラウド・コンピューティング部門AWSの売上高が20%増加した。アマゾンの決算を受けてAI関連株は、パランティアが3.04%高、オラクルが2.23%高と軒並み上昇した。このほか、1対10の株式分割を発表したネットフリックスが2.74%高、テスラも3.74%高となりハイテク株高を支援した。

 ダウ平均は下落する場面もあったが、終盤に196ドル高まで上昇し、40.75ドル高(+0.09%)で終了。S&P500も0.83%高まで上昇後、0.26%高で終了し、ともに2日ぶりに上昇した。ハイテク株主体のナスダック総合は一時1.55%高まで上昇し、0.61%高と反発して終了した。週間ではダウ平均が355.75ドル高(+0.75%)、S&P500が0.71%高、ナスダック総合は2.24%高となり、3指数がそろって3週続伸した。10月月間ではダウ平均が2.51%高、S&P500が2.27%高とともに6カ月続伸し、ナスダック総合は4.70%高と7カ月続伸した。

S&P500の11セクターは5セクターが上昇し、6セクターが下落。アマゾンやテスラの大幅高を受けて一般消費財が4.08%高となったほか、エネルギー、資本財などが上昇。一方、素材、公益、生活必需品、ITなどが下落した。ダウ平均採用銘柄はアマゾン(+9.58%)のほか、シェブロン、アムジェン、ベライゾンが2%超上昇し、セールスフォースも1%超上昇。一方、マイクロソフト、マクドナルド、ビザ、ウォルマート、キャタピラーが1%超下落した。アマゾンは一銘柄でダウ平均を131ドル余り押し上げた。


(羽土)


OANDA CFD

Provided by
DZH Finacial Research

「投資を面白く、投資家を笑顔に」をスローガンに、株式や為替など様々な金融マーケットの情報を提供。 豊富な経験を持つエキスパートが多数在籍し、スピーディー且つオリジナルな視点からの情報をOANDA Labに配信しています。
会社名:株式会社DZHフィナンシャルリサーチ
所在地:東京都中央区明石町8番1号 聖路加タワー32階
商号等:【金融商品取引業者】投資助言業/【登録番号】関東財務局長(金商)907号


本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
一覧へ戻る