豪ドル/円見通し(為替/FX ニュース)：豪ドル円は円安で100円台後半｜方向感の乏しい動き(2025年11月4日)

昨日（2025年11月3日）の豪ドル円動向振り返り

豪ドル円はわずかに円安。

日中から夜にかけて値動きは穏やかで、方向感の定まらない展開でした。
夜に円高の場面があったものの、日付が変わってから元の水準に戻っています。
この時間帯の豪ドル米ドルが下落と上昇の動きを見せており、この影響を受けた模様です。
最終的に、10月31日の終値に比べてわずかに円安で取引を終えています。

なお、豪州で住宅建設許可件数が発表され、市場予想よりも強い結果でした。
これに対して、豪ドル円は特段の反応を示していません。
また、日本は祝日で主要な経済指標は発表されず、日豪関係に関する要人発言も伝わりませんでした。

本日（2025年11月4日）の豪ドル円チャートテクニカル分析

（チャートは2025年11月4日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示）

「オーダーブック」を見ると、98円付近の買い注文が特に厚いです。
キリの良い数字であり、これが注目されている模様です。
また、102円付近にも、特に厚い買い注文を確認できます。
こちらもキリの良い数字であり、これに着目した注文だと考えられます。

その一方、97円台半ばから102円台前半にかけて、売り注文を確認できます。
現在値周辺を含む広い範囲で発注されており、売り圧力の強さがわかります。
その中でも、101円付近の売り注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近に位置しており、これを狙った注文の模様です。

「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから

豪ドル円と他の通貨ペアとの相関分析

（画像は2025年11月4日7時のもの）

過去24時間の相関関係を見ると、豪ドル円と強い相関関係だったのは豪ドル米ドルです。
相関関係だったのはユーロ円、弱い相関関係だったのはポンド円とユーロドルです。
その一方、逆相関の関係だった通貨ペアはありませんでした。

相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール

豪ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析

（画像は2025年11月4日7時のもの）

過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はドル、最も弱い通貨はスイスフランです。
円は夕刻にプラスに転じると、本日朝にかけてプラス圏で取引されました。
豪ドルは日付が変わってからマイナス圏に進んだものの、本日朝時点でプラス圏に位置しています。

通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート

今週の豪ドル円の注目材料

3日（月）9:30（豪州）9月住宅建設許可件数 （前月比）
3日（月）24:00（米国）10月ＩＳＭ製造業景況指数
4日（火）12:30（豪州）豪準備銀行（中央銀行）、政策金利発表
5日（水）8:50（日本）日銀・金融政策決定会合議事要旨
5日（水）22:15（米国）10月ＡＤＰ雇用統計（前月比）
5日（水）24:00（米国）10月ＩＳＭ非製造業景況指数（総合）
5日（水）30:30（ブラジル）ブラジル中央銀行政策金利
6日（木）21:00（英国）イングランド銀行（ＢＯＥ、英中央銀行）金利発表
6日（木）21:00（英国）英中銀金融政策委員会（ＭＰＣ）議事要旨
7日（金）22:30（カナダ）10月失業率
7日（金）22:30（カナダ）10月新規雇用者数
7日（金）22:30（米国）10月失業率
7日（金）22:30（米国）10月平均時給（前年同月比）
7日（金）22:30（米国）10月平均時給（前月比）
7日（金）22:30（米国）10月非農業部門雇用者数変化（前月比）

本日発表予定の経済指標はこちら

またAUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>AUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムレート

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