昨日(2025年11月4日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:60.664(-0.623)<-1.02%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは3営業日ぶりに下落。
ドルインデックスが上昇しており、USOILの下落要因だったと報じられています。
また、米株市場が弱く、これも影響した模様です。
なお、下落の動きは夜に止まり、日付が変わる頃からやや戻る展開でした。
OPECプラスによる増産停止報道が下値を支えたと伝えられています。
【WTI原油(USOIL)】本日(2025年11月5日)のチャートテクニカル分析

(チャートは2025年11月5日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は下ヒゲのある陰線を形成し、2日続落となりました。
平均足は陰連後の陽線3日目で、ローソク足と平均足は重なっており、明確な方向性は出ていません。
下落は進みましたが、60ドル台前半が抵抗帯として機能する状態が続いています。
目先は、抵抗帯からの反発が進むか、抵抗帯を割れて下落が加速するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引前半から下落が進んだ後、後半に反発しましたが始値を下回る水準で取引を終えました。
平均足は陰連しているものの、ローソク足と平均足は重なっており、明確な方向性は出ていません。
引いた目で見ると、10月24日高値から若干下落した60〜61ドル台の水準で値動きが停滞しています。
60〜61ドル台の水準での停滞がいつまで続くかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)

米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2025年10月31日時点の米国の原油リグ稼働数は414基でした。
前週から6基減少し、再び410基台で推移しています。
原油在庫の推移(週間)

米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2025年10月24日時点の原油在庫は前週比で685.8万バレルほど減少し、およそ4億1597万バレルです。
大局的に見ると、2025年6月後半以降はほぼ横ばいで推移しています。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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