MT4の使い方

iPhone版MT4(メタトレーダー4)での「回帰チャンネル」「アンドリューピッチフォーク」の描き方


iPhone版MT4アプリには、テクニカル分析で使えるチャンネル系のオブジェクトが4種類用意されています。
各チャンネル系オブジェクトの描き方や設定方法を一つずつ見ていきましょう。
この記事では、「回帰チャンネル」「アンドリューピッチフォーク」について解説します。

iPhone版MT4アプリには、テクニカル分析で使えるチャンネル系のオブジェクトが4種類用意されています
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チャンネル系オブジェクトの選択方法

iPhone版MT4アプリを立ち上げ、ボトムナビゲーション(画面の一番下)の「チャート」をタップしてチャート画面へ。
画面上の「オブジェクト」アイコンをタップするか、チャート画面をタップすると出てくるコンテキストメニューの「オブジェクト」をタップすると、オブジェクトの管理画面へ移動します。

iPhone版MT4アプリを立ち上げ、ボトムナビゲーション(画面の一番下)の「チャート」をタップ
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ここで「オブジェクト追加」をタップし、追加したいチャンネル系オブジェクトを選びます。

ここで「オブジェクト追加」をタップし、追加したいチャンネル系オブジェクトを選びます
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「オブジェクト追加」の下には、最近使用したオブジェクトのアイコンが並んでおり、そこからも選べます。

回帰チャンネル

回帰チャンネルは、線形回帰トレンドラインと、その上下に均等に離した2本の平行線を描画するツールです。
「オブジェクト追加」から「回帰チャンネル」を選び、チャート上の回帰チャンネルを表示したい開始時間でタップ。
丸い点の移動ポイント(始点)が出てくるので、その付近を指で押さえながら終了したい時間まで指をずらしていきます。
画面から指を離すと、その期間の線形回帰トレンドラインと2本の平行線が自動的に表示されます。
中央の線形回帰トレンドラインに移動ポイント(丸い点)が出ている状態では、始点と終点の移動ポイントをドラッグすると前後の期間を調整可能です。
また、中央部分の移動ポイントをドラッグすると、期間は同じまま位置を前後に動かせます。

回帰チャンネルは、線形回帰トレンドラインと、その上下に均等に離した2本の平行線を描画するツールです
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回帰チャンネルの設定画面


回帰チャンネルの設定画面では、以下の設定変更が可能です。
設定画面は、チャートに描いた回帰チャンネルを1秒ほど長押しすると出てくるコンテキストメニューの「設定」をタップすれば表示できます。

①名前:回帰チャンネルに任意の名前をつけられます。
②ポイント:回帰チャンネルの開始時間と終了時間を指定できます。
③延長:回帰チャンネルの両端を延長できます。
トグルボタンをタップしてON(丸が右側にある状態)にすると、ラインの延長表示が可能です。
④塗りつぶし:回帰チャンネルの間を塗りつぶすかどうかを設定します。
トグルボタンをタップしてONにすると、塗りつぶし表示が可能です。
⑤シンボル:描画した回帰チャンネルを他の通貨ペアのチャートに切り替えて表示できます。
⑥時間足:回帰チャンネルを表示させる時間足を指定できます。
⑦スタイル:回帰チャンネルの線の色と太さを変更できます。

回帰チャンネルの設定画面では、以下の設定変更が可能です
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アンドリューピッチフォーク

アンドリューピッチフォークは、3本の平行線にフィボナッチ比率から算出されたラインを加えたツールです。
「オブジェクト追加」から「アンドリューピッチフォーク」を選び、チャート上で始点としたい場所をタップ。
次に中間点をタップし、その付近を指で押さえながら終点にしたい場所まで指をずらしていきます。
画面から指を離すと、3本の平行線とフィボナッチ比率のラインが表示されます。
移動ポイント(丸い点)が出ている状態では、移動ポイントをドラッグするとアンドリューピッチフォークの位置や、始点・中間点・終点の位置を調整できます。

アンドリューピッチフォークは、3本の平行線にフィボナッチ比率から算出されたラインを加えたツールです
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アンドリューピッチフォークの設定画面


アンドリューピッチフォークの設定画面では、以下の設定変更が可能です。設定画面は、チャートに描いたアンドリューピッチフォークを1秒ほど長押しすると出てくるコンテキストメニューの「設定」をタップすれば表示できます。

①名前:アンドリューピッチフォークに任意の名前をつけられます。
②ポイント:アンドリューピッチフォークの始点・中間点・終点の位置を指定できます。
③延長:アンドリューピッチフォークの両端を延長できます。
トグルボタンをタップしてON(丸が右側にある状態)にすると、ラインの延長表示が可能です。
④レベル:表示するフィボナッチ比率のラインを指定できます。
デフォルトでは「61.8」「100.0」「161.8」「261.8」の4本が表示される設定で、ラインの追加や削除も可能です。
また、ラインの色と太さも変更できます。
⑤シンボル:描画したアンドリューピッチフォークを他の通貨ペアのチャートに切り替えて表示できます。
⑥時間足:アンドリューピッチフォークを表示させる時間足を指定できます。
⑦スタイル:アンドリューピッチフォークの線の色と太さを変更できます。

アンドリューピッチフォークの設定画面では、以下の設定変更が可能です
(※画像をクリックすると大きな画像が表示されます。)

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