マイナー通貨 - FX初心者向け用語解説(まいなーつうか)
マイナー通貨とは?
マイナー通貨とはFX市場で比較的取引量の少ない通貨をいいます。
取引量が比較的多い通貨ペアをメジャー通貨といいます。
FX市場では基本的に米ドル(USD)、ユーロ(EUR)、円(JPY)、ポンド(GBP)、豪ドル(AUD)、カナダドル(CAD)、スイスフラン(CHF)以外の通貨ペアに関してはマイナー通貨と考えてよいと思います。
マイナー通貨は取引量が少ないため、流動性が低い通貨となるため、何かあると価格が大きく変動するリスクがあります。
南アフリカランド(ZAR)やトルコリラ(TRY)などの高金利が人気の通貨もこのマイナー通貨に分類され、値動きが荒い傾向があるため、注意が必要です。
次の世界の通貨ごとの取引量シェアを見ても第4位のポンドまででFX市場全体の4分の3を占めるほか、メジャー通貨全体で85%近くの専有率となっており、マイナー通貨のシェアが少ないということを確認できると思います。
【世界の通貨ごとの取引量】
出所:BIS