用語解説

キャリートレード - FX初心者向け用語解説(きゃりーとれーど)

キャリートレードとは?

キャリートレードとは、金利の低い通貨を売り、金利の高い通貨を買うことで金利差を狙ったトレードのことをいいます。金利の安い「円」を売り高金利通貨を買う取引が「キャリートレード」の代表例です。

景気拡大局面で市場のリスク許容度が拡大する場面ではこのトレードが活発化し、景気減速局面で市場のリスク許容度が後退するような場面ではキャリートレードは解消されやすくなる傾向があります。

1990年代後半から超低金利である円を売るキャリートレード取引が流行し円安が進みました。個人のFX取引でもキャリートレードを中心に活発化し、「ミセス・ワタナベ」がその代名詞になったこともあります。

2008年のリーマン・ショック後はこの円キャリートレードの解消され大きく円高が振れたことは記憶に新しいと思います。


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