ユーロクロス
ユーロクロスとは、ユーロと、米ドル以外の通貨との組み合わせによって構成される通貨ペアの総称です。
代表的なユーロクロスには、ユーロ/円、ユーロ/ポンド、ユーロ/豪ドル、ユーロ/NZドル、ユーロ/スイスフランなどがあります。
ユーロ/円の為替レートは、理論的にはユーロ/米ドルと米ドル/円を掛け合わせて(クロスして)求めることができます。
このように米ドルを介して計算されることから「クロス通貨(合成通貨)」と呼ばれます。
1999年のユーロの導入以降、ユーロクロスを含むクロス通貨ペアの取引量が拡大し、市場での存在感が高まりました。
国債市場統合や欧州中央銀行(ECB)政策への注目を背景に、ユーロは米ドルに次ぐ国際通貨として地位を確立したことで、取引量も拡大してきています。
金利差、ECB政策、欧州景気、相手国の金融政策など変動要因が複数あるため、方向性が読みづらく、欧州政治リスクによる急変動やクロス通貨特有のスプレッド拡大には注意が必要です。