用語解説

トレーリングストップとは?目安やMT4/MT5への設定方法も紹介(トレーリングストップ)


トレーリングストップとは?


トレーリングストップとは価格が有利な方向に動いた場合、ストップ注文(逆指値)も併せて一定幅ずつ有利な方向へスライドさせる注文方法です。一度有利な方向へ動いたストップ注文は戻ることがないので、相場が反転した場合はトレールされた水準で決済が行われます。

価格がトレールしたストップ水準まで反転することなく有利な方向へ動き続ける場合は、ストップ注文も有利な方向へ移動していき、自動的に利益を伸ばすことができます。このようにトレーリング・ストップ注文は長いトレンドが発生するような局面では威力を発揮します。

FXはトレーリングストップ以外にも、様々な注文方法があります。全ての注文方法について詳しく知りたい方は、「FXの注文方法はどんな種類があるの?使い方や設定方法などを解説」をご参考ください。


トレーリングストップの設定方法


MT4(Meta Trade4)/MT5(Meta Trade5)でトレーリングスストップを行うやり方について詳しく紹介します。


MT4での設定方法


MT4でトレーリングストップを設定する方法について紹介します。まず、「ターミナル」を選択します。

MT4設定

保有しているポジション上で右クリックし、「トレイリング・ストップ」を選択します。トレイリング・ストップを設定する際のポイント数は最小値幅を意味します。よって、FXのドル円の場合の50ポイントは、5pips(5銭)に相当します。

MT4設定①

カスタム設定では、お好みのポイント数でトレーリングストップを設定することができます。

MT4設定②

MT4についてはこちら


MT5での設定方法


MT5でトレーリングストップを設定する方法について紹介します。まず、「ターミナル」を選択します。

MT5

保有しているポジション上で右クリックし、「トレーリングストップ」を選択します。トレイリング・ストップの設定の際のポイント数はMT4同様に、最小値幅です。よってFXのドル円の場合は、50ポイントは、5pips(5銭)に相当します。

MT5設定①

カスタマイズでは、お好みのポイント数でトレーリングストップを設定することができます。

MT5設定②

MT5についてはこちら

※MT5、MT4におけるトレールストップ注文は含み益が指定したポイント数分を超えた場合にのみ発動します。一度も指定したポイント数以上の含み益が発生していない場合は、損切り注文が入っていない状態となります。

よって、損切り注文が必要な場合は別途損切りの逆指値注文を入れておく必要があります。

また、MT5、MT4におけるトレールストップ注文はOANDAのサーバー上で動作するものでなく、MT5、MT4を稼働しているPC上で動作しています。このため、トレールストップが動作を続けるためには、MT5、MT4が正常に稼働し続けている必要があります。


トレーリングストップ幅の目安


「トレーリングストップ幅の目安は何pipsがおすすめ?」という疑問をお持ちの方も多いと思います。結論からお答えすると、明確なpips数はなく相場状況によって変わります。一時的なドローダウンが深ければ決済をされてしまいますし、強いトレンドが発生すれば大きな利益を期待することが可能です。相場状況によって異なってしまうので、何pipsがおすすめという明確な答えはありません。

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