東京外国為替市場概況・12時 NZドル、急落

市場概況
 24日の東京外国為替市場でNZドルは急落。ニュージーランド準備銀行(RBNZ)は予想通り政策金利を5.25%から5.50%に引き上げることを発表。しかし声明では金利据え置きも議論されたことが明らかにされ、キャッシュレートのピークが5.50%との見込みも示された。利上げサイクル停止が示唆され、NZ金利は大幅に低下。NZドルも対ドルでは0.62ドル半ばから0.6170ドル、対円も86円半ばから85.43円まで売り込まれた。

 ドル円は戻り鈍い。12時時点では138.44円とニューヨーク市場の終値(138.59円)と比べて15銭程度のドル安水準だった。時間外の米・中長期債利回りの低下や日経平均の下げ幅拡大を受けて上値の重さが続いた。一時138.37円まで下押しした。

 ユーロ円はじり安。12時時点では149.16円とニューヨーク市場の終値(149.27円)と比べて11銭程度のユーロ安水準だった。弱い日本株や香港・中国を眺め149.09円まで弱含んだ。

 ユーロドルは12時時点では1.0775ドルとニューヨーク市場の終値(1.0770ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ高水準だった。19・23日安値1.0760ドルを前に下げ渋った。
 なおRBNZの政策発表後にユーロ買いNZドル売りの動きが強まり、ユーロNZドルは1.72NZドル前半から1.7455NZドルまで大幅に上昇した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:138.37円 - 138.64円
ユーロドル:1.0768ドル - 1.0777ドル
ユーロ円:149.09円 - 149.32円

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