東京マーケットダイジェスト・6日 円方向感ない・株一転上昇

市場概況
(6日終値:15時時点)
ドル円:1ドル=139.49円(前営業日NY終値比▲0.09円)
ユーロ円:1ユーロ=149.60円(△0.04円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0725ドル(△0.0012ドル)
日経平均株価:32506.78円(前営業日比△289.35円)
東証株価指数(TOPIX):2236.28(△16.49)
債券先物6月物:148.77円(△0.19円)
新発10年物国債利回り:0.425%(▲0.005%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:▲0.01900%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)         <発表値>    <前回発表値>
4月毎月勤労統計(現金給与総額、前年比) 1.0%     1.3%・改
4月家計調査(消費支出、前年比)    ▲4.4%      ▲1.9%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は方向感がない。朝方に139.33円まで売りが先行した後は本邦実需勢の買いが観測されたほか、280円超下落して始まった日経平均株価が一転上昇したことを支えに反発。10時30分過ぎには139.66円まで切り返した。もっとも、15時過ぎから時間外の米10年債利回りが上昇幅を縮めると139.30円まで再び売りに押された。

・ユーロ円も方向感がない。朝方に149.21円まで売りが先行した後は149.70円まで反発したが、その後は149.30円台まで失速。総じてドル円につれた展開となった。

・ユーロドルは小高い。1.0715ドル前後でこう着していたが、午後に入って豪ドル米ドルが急伸すると引っ張られる形で1.0731ドルまで値を上げた。
 なお、豪ドルは急伸。対ドルで0.6681米ドル、対円で93.15円まで値を上げた。豪準備銀行(RBA)が据え置き予想に反して政策金利を3.85%から4.10%に引き上げたほか、声明文で追加利上げの可能性にも言及したことが材料視された。

・日経平均株価は4日続伸。昨日の米国株安を受けて280円超売られて始まったが、一巡後は押し目買いが活発化したため、一転上昇する展開に。円建てでは33年ぶり高値であるが、ドル建ての日経平均はまだ1年ぶり高値とそれほど高値警戒感はなく、「海外勢を中心に積極的に買いを進めている」との声が聞かれ、引けにかけて300円超高まで買い上げられた。

・債券先物相場は反発。5月米ISM非製造業指数が予想より弱い結果となり、米追加利上げ観測が後退。前日の米国債券相場が上昇したことに伴い、この日の国内債にも買いが入った。

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