東京外国為替市場概況・17時 ドル円 下値を試す動き

市場概況
 6日午後の東京外国為替市場でドル円は下値を試す動き。17時時点では139.30円と15時時点(139.49円)と比べて19銭程度のドル安水準だった。緩やかながら139円前半で下値を試す動き。時間外の米10年債利回りがマイナス圏に転じた動きも重しに昨日の安値139.25円を下回ると、139.10円まで弱含んだ。

 ユーロドルは上値が重い。17時時点では1.0709ドルと15時時点(1.0725ドル)と比べて0.0016ドル程度のユーロ安水準だった。引き続き1.07ドル前半の狭いレンジ内での動きが続いているが、独債利回りの低下も重しに安値の1.0707ドル近辺に押し戻されるなどやや上値が重い。欧州中央銀行(ECB)が消費者のインフレ期待が著しく低下したとの見解を示したことも重しに17時過ぎには1.0703ドルまで下押した。

 ユーロ円は下落。17時時点では149.25円と15時時点(149.60円)と比べて35銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルの重い動きが上値を圧迫するなか、ドル円の下値を試す動きにつられ、一時148.98円まで下押した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:139.10円 - 139.66円
ユーロドル:1.0703ドル - 1.0733ドル
ユーロ円:148.98円 - 149.70円

OANDA CFD

Provided by
DZH Finacial Research

「投資を面白く、投資家を笑顔に」をスローガンに、株式や為替など様々な金融マーケットの情報を提供。 豊富な経験を持つエキスパートが多数在籍し、スピーディー且つオリジナルな視点からの情報をOANDA Labに配信しています。
会社名:株式会社DZHフィナンシャルリサーチ
所在地:東京都中央区明石町8番1号 聖路加タワー32階
商号等:【金融商品取引業者】投資助言業/【登録番号】関東財務局長(金商)907号


本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
一覧へ戻る

ホーム » マーケットニュース » 東京外国為替市場概況・17時 ドル円 下値を試す動き