NY株式サマリー(8日)=ダウ168ドル高と3日続伸 S&P500は年初来高値を更新

市場概況
◆ダウ平均:33833.61 +168.59 +0.50%
◆S&P500:4293.93 +26.41 +0.62%
◆NASDAQ:13238.52 +133.63 +1.02%

ダウ168ドル高と3日続伸 S&P500は年初来高値を更新

 8日のNY株式相場は上昇。来週13-14日に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を控える中、新規失業保険申請件数が予想以上に増加し、金融引き締めへの警戒感が和らいだことや、アナリストが投資判断を引き上げたアマゾン・ドット・コムが上昇し、ハイテク株が幅広く買い直されたことも支援となった。ダウ平均はほぼ横ばいでスタートすると、終盤に208ドル高まで上昇し、168.59ドル高(+0.50%)と3日続伸して終了。S&P500は0.62%高と反発し、終値で年初来高値を更新。ハイテク株主体のナスダック総合も1.02%高と反発した。週初来では、ダウ平均が0.21%高、S&P500が0.27%高とともにプラス圏を回復し、ナスダック総合は0.02%安とほぼ変わらずとなった。S&P500の11セクターは一般消費財、IT、生活必需品、ヘルスケア、公益など7セクターが上昇し、不動産、エネルギーなど4セクターが下落した。

 寄り前に発表された新規失業保険申請件数は26.1万件と市場予想の23.5を上回る弱い結果となった。カナダ中銀のサプライズ利上げを受けて前日に3.78%台に上昇した米10年債利回りは3.71%台に低下した。投資家の不安心理を示すVIX指数は13.65ポイントと前日比0.29ポイント低下。センチメントの改善が続いた。

OANDA CFD

Provided by
DZH Finacial Research

「投資を面白く、投資家を笑顔に」をスローガンに、株式や為替など様々な金融マーケットの情報を提供。 豊富な経験を持つエキスパートが多数在籍し、スピーディー且つオリジナルな視点からの情報をOANDA Labに配信しています。
会社名:株式会社DZHフィナンシャルリサーチ
所在地:東京都中央区明石町8番1号 聖路加タワー32階
商号等:【金融商品取引業者】投資助言業/【登録番号】関東財務局長(金商)907号


本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
一覧へ戻る

ホーム » マーケットニュース » NY株式サマリー(8日)=ダウ168ドル高と3日続伸 S&P500は年初来高値を更新