ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、下げ渋り

市場概況
 9日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下げ渋り。24時時点では139.38円と22時時点(139.29円)と比べて9銭程度のドル高水準だった。21時30分過ぎに一時139.03円付近まで売られたものの、23時前には139.60円付近まで下げ渋った。米長期金利につれた動きとなった。市場では「来週の5月米消費者物価指数(CPI)や米連邦公開市場委員会(FOMC)など重要イベントを控えて、方向感が出にくい状況だ」との声が聞かれた。

 ユーロドルは上値が重い。24時時点では1.0757ドルと22時時点(1.0767ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ安水準だった。米10年債利回りが上昇に転じたことでユーロ売り・ドル買いがじわりと強まると一時1.0754ドルと日通し安値を更新した。ユーロクロスの下落につれた売りも出た。
 なお、ユーロ豪ドルは1.5946豪ドル、ユーロNZドルは1.7539NZドル、ユーロカナダドルは1.4320カナダドル、ユーロポンドは0.8548ポンドまで値を下げた。

 ユーロ円は戻りが鈍い。24時時点では149.92円と22時時点(149.97円)と比べて5銭程度のユーロ安水準。全般ユーロ売りが進んだ流れに沿って一時149.86円付近まで下押しした。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:138.76円 - 139.73円
ユーロドル:1.0754ドル - 1.0785ドル
ユーロ円:149.64円 - 150.44円

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