12日香港株=反落か、米CPIやFOMC結果公表を控え持ち高整理

市場見通し
 週明け12日の香港市場は反落か。13日に5月の米消費者物価指数(CPI)、14日に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を控え、投資家が持ち高を整理する動きが広がるだろう。前週末のハンセン指数は3日続伸し、終値ベースで5月23日以来の高値を連日で更新しただけに、いったん利益を確定する売りが出やすい。

 もっとも、中国当局が打ち出す経済政策への期待が強いなか、売り一巡後は下げ渋る展開があり得る。ハンセン指数の20日移動平均(19199.21ポイント)が下値支持線として意識されそうだ。

 9日のNY株式相場はダウ平均が小幅に4日続伸し、ハイテク株主体のナスダック総合も続伸。センチメントやテクニカルの改善を背景におおむね堅調に推移した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、大型ネット株のテンセント(00700)や保険株のAIAグループ(01299)、中国本土銀行株の中国工商銀行(01398)が香港終値を下回った半面、英金融大手のHSBC(00005)が上回って引けた。

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