東京外国為替市場概況・12時 ドル円、伸び悩み

市場概況
 13日の東京外国為替市場でドル円は伸び悩み。12時時点では139.43円とニューヨーク市場の終値(139.60円)と比べて17銭程度のドル安水準だった。東京仲値に付近を頭に、昨日高値139.76円が抵抗水準として意識され、本日安値139.40円の手前まで水準を落とした。時間外の米2・10年債利回りが低下したことが重しとなり、中国人民銀行(PBOC)による7日物リバースレポ金利引き下げを受けてオフショア人民元(CNH)円が円高に振れたことも影響したか。
 
 ユーロ円は底堅い。12時時点では150.22円とニューヨーク市場の終値(150.18円)と比べて4銭程度のユーロ高水準だった。日経平均の大幅高を眺めて150.31円までユーロ買い円売りが進んだ。ドル円の反落につれて緩んだ場面もユーロドルの強含みが支えとなった。
一方で豪ドル円は93.98円、NZドル円が85.17円まで下落した。PBOCの金利引き下げでも上海株の反発力は弱く、中国と経済的に結びつきが強いオセアニアの通貨の重しとなった。

 ユーロドルはしっかり。12時時点では1.0774ドルとニューヨーク市場の終値(1.0757ドル)と比べて0.0017ドル程度のユーロ高水準だった。米・中長期金利の低下が支えとなり、1.0776ドルまでユーロ高ドル安に振れた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:139.40円 - 139.67円
ユーロドル:1.0756ドル - 1.0776ドル
ユーロ円:150.04円 - 150.31円

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