市場見通し
15日の香港市場は神経質な展開か。中国人民銀行（中央銀行）が13日に期流動性の調節手段であるリバースレポと常備貸出制度（SLF）の金利を引き下げたことを受け、きょう発表される中期貸出制度（MLF）金利も引き下げられるとの期待が高まっており、その結果が注目される。また、中国の国家統計局は日本時間の午前11時に鉱工業生産、小売売上高、固定資産投資など5月の主要経済指標を発表する。結果次第では相場の波乱要因となる可能性がある。
米連邦準備理事会（FRB）は14日開いた米連邦公開市場委員会（FOMC）で11会合ぶりに利上げを見送ったものの、23年内にあと2回と市場予想を上回る追加利上げを示唆した。香港市場でも米利上げの長期化が意識されそうだ。もっとも、パウエルFRB議長が会見で7月FOMCでの利上げは未定、FRBはインフレ抑制に一定の成果をあげたとも発言した。
14日のNY市場でダウ平均は232米ドル安と7営業日ぶりに反落。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は5日続伸した。同日の香港株の米国預託証券（ADR）は、主力株のテンセント（00700）、アリババ集団（09988）、HSBC（00005）、AIAグループ（01299）がそろって香港終値を上回って引けた。
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本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
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米連邦準備理事会（FRB）は14日開いた米連邦公開市場委員会（FOMC）で11会合ぶりに利上げを見送ったものの、23年内にあと2回と市場予想を上回る追加利上げを示唆した。香港市場でも米利上げの長期化が意識されそうだ。もっとも、パウエルFRB議長が会見で7月FOMCでの利上げは未定、FRBはインフレ抑制に一定の成果をあげたとも発言した。
14日のNY市場でダウ平均は232米ドル安と7営業日ぶりに反落。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は5日続伸した。同日の香港株の米国預託証券（ADR）は、主力株のテンセント（00700）、アリババ集団（09988）、HSBC（00005）、AIAグループ（01299）がそろって香港終値を上回って引けた。
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