東京マーケットダイジェスト・15日 円全面安・株荒い値動き

市場概況
(15日終値:15時時点)
ドル円:1ドル=141.21円(前営業日NY終値比△1.12円)
ユーロ円:1ユーロ=152.77円(△1.04円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0818ドル(▲0.0012ドル)
日経平均株価:33485.49円(前営業日比▲16.93円)
東証株価指数(TOPIX):2293.97(▲0.56)
債券先物9月物:148.08円(▲0.04円)
新発10年物国債利回り:0.420%(▲0.005%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:▲0.01900%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)         <発表値>   <前回発表値>
4月機械受注
前月比                 5.5%     ▲3.9%
前年同月比              ▲5.9%     ▲3.5%
5月貿易統計(通関ベース)
季節調整前           1兆3725億円の赤字 4323億円の赤字・改
季節調整済            7778億円の赤字  1兆172億円の赤字
対外対内証券売買契約等の状況(前週)
対外中長期債          147億円の取得超  5213億円の取得超・改
対内株式           1兆3249億円の取得超 6087億円の取得超・改
4月第三次産業活動指数(前月比)    1.2%      ▲1.7%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は大幅高。下落して始まった日経平均株価がプラス圏を回復したほか、本日は5・10日(ゴトー日)とあって仲値にかけて買いが強まった。昨日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を受けて引き締め長期化観測が高まったうえ、日銀が金融緩和を継続する公算も高く、日米金融政策の方向性の違いを意識した円売り・ドル買いが活発化。5月30日の高値140.93円を上抜けて昨年11月以来の高値となる141.43円まで上値を伸ばした。

・ユーロ円も買い優勢。日本株の買い戻しをきっかけに円が全面安の展開に。ユーロ円は一時152.88円まで上値を伸ばしたほか、ポンド円は178.74円まで値を上げた。また、良好な5月豪雇用統計を受けて豪ドル円は96.38円まで一段高となった。

・ユーロドルはもみ合い。朝方に1.0845ドルまで上げたが、米長期金利の上昇に伴って売りが強まり1.0806ドルまで値を下げた。一方、節目の1.08ドルをキープすると1.0820ドル台まで下げ渋るなど方向感はなかった。

・日経平均株価は5営業日ぶりに反落。昨日のダウ平均の下落を受けて120円近く売りが先行したものの、一巡後は押し目買いが優勢に。半導体関連株を中心に買われたほか、市場では「本邦機関投資家のほか、海外勢から買いが観測された」との指摘があり、指数は一時260円超上昇した。一方、引けにかけてはまとまった利食い売りが持ち込まれたため急失速し、再びマイナス圏に沈んだ。

・債券先物相場は続落。昨日の米債券相場が底堅く推移した影響から日本国債も買いが先行し、一時148.27円まで上昇したが、時間外で米国債が売られたため、次第に上値が重くなった。

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