日経平均サマリー(16日午前)

市場概況
 日経平均は続落 マザーズ指数が大幅上昇

 16日の日経平均は続落。前引けは179円安の33305円。米国株の大幅高を受けても下落スタート。昨晩、岸田首相が今国会での衆議院解散に否定的な見解を示したことで、早期の選挙期待が後退したことが売り材料となった。序盤では主力半導体株が弱く、一気に下げ幅を300円近くに拡大。この動きを見て、大型株を中心に足元の動きが良かった銘柄の多くが利益確定売りに押された。一方で、新興グロース株の多くは米国株高や米国の長期金利低下を素直に好感しており、マザーズ指数には非常に強い動きが見られた。中小型優位、大型劣位の様相が強まる中、日経平均は安値は開始早々につけたものの、戻りは緩慢。売り一巡後は33300円近辺で模様眺めムードが強まった。マザーズ指数は3%を超える上昇となっている。

 東証プライムの売買代金は概算で1兆9000億円。業種別では空運、鉱業、銀行などが上昇している一方、海運、輸送用機器、パルプ・紙などが下落している。株主優待の導入を発表したカラダノートが急伸。半面、解散総選挙の可能性が低下したことから、イムラやムサシなど選挙関連と見なされている銘柄が急落している。


日経平均
 33305.96 -179.53
先物
 33260 -150
TOPIX
 2283.36 -10.61

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