東京マーケットダイジェスト・16日 円上値重い・株買い戻し

市場概況
(16日終値:15時時点)
ドル円:1ドル=140.70円(前営業日NY終値比△0.41円)
ユーロ円:1ユーロ=153.92円(△0.37円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0940ドル(▲0.0005ドル)
日経平均株価:33706.08円(前営業日比△220.59円)
東証株価指数(TOPIX):2300.36(△6.39)
債券先物9月物:148.32円(△円)
新発10年物国債利回り:0.405%(▲0.020%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:▲0.01900%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)     <発表値>     <前回発表値>
日銀金融市場調節目標
当座預金金利        ▲0.10%で据え置き   ▲0.10%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は一転上昇。日経平均株価が下落したことを背景にクロス円とともに売りが先行。日銀の金融政策発表を前に持ち高調整の売りも重なって昨日安値の139.94円を下抜けて139.85円まで値を下げた。ただ、日銀が金融政策の現状維持を発表すると一転上昇。上下しながらも一時140.80円まで買い上げられた。

・ユーロ円も買い戻し。日本株安を受けて153.09円まで値を下げたが、日銀が金融緩和維持を明らかにすると株価の一転上昇とともにショートカバーが優勢となり、一時154.06円まで反発した。

・ユーロドルは小動き。ドル円の上昇を受けて1.0936ドルまで小幅に下げたが、東京市場での値動きは限定的だった。

・日経平均株価は反発。昨日に岸田首相が衆院解散を見送ったことが失望売りにつながり、指数は一時300円近く下落した。ただ、米国株が堅調地合いを維持するなどリスクオンムードが根強いなかで一巡後は買い戻しが優勢に。日銀が金融政策の維持を発表すると買いが加速し、午後には一時130円超高まで持ち直した。

・債券先物相場は3営業日ぶりに反発。序盤は持ち高調整の売りが先行する形で147.93円まで下落したが、日銀が大規模緩和を継続することを発表すると148.39円まで一転上昇した。

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