市場概況
(20日終値:21日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=141.31円(20日15時時点比▲0.73円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=154.25円(▲0.95円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0915ドル(▲0.0011ドル)
FTSE100種総合株価指数:7569.31(前営業日比▲19.17)
ドイツ株式指数(DAX):16111.32(▲89.88)
10年物英国債利回り:4.337%(▲0.155%)
10年物独国債利回り:2.405%(▲0.112%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標) <発表値> <前回発表値>
5月独生産者物価指数(PPI)
前月比 ▲1.4% 0.3%
4月ユーロ圏経常収支(季調済) 40億ユーロの黒字 312億ユーロの黒字
4月ユーロ圏建設支出
前月比 ▲0.4% ▲1.7%・改
前年比 0.2% ▲0.7%・改
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円はじり安。アジア時間に一時142.25円と昨年11月21日以来の高値を付けたものの、欧米市場に入ると徐々に弱含んだ。米長期金利の低下に伴う円買い・ドル売りが入ったほか、株安に伴うクロス円の下落につれた売りが出て一時141.21円と日通し安値を更新した。市場では「21-22日のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言を控えて、ポジション調整目的の売りが出た」との声も聞かれた。
この日発表の5月米住宅着工件数や5月米建設許可件数が予想を上回ったことが伝わると141.75円付近まで下げ渋る場面もあったが、戻りは鈍かった。
・オセアニア通貨は軟調だった。ダウ平均が一時380ドル超下落するなど、米株式相場が軟調に推移するとリスクセンチメントに敏感なオセアニア通貨に売りが出た。豪ドル米ドルは0.6753米ドル、NZドル米ドルは0.6134米ドルまで値を下げたほか、豪ドル円は95.57円、NZドル円は86.86円と日通し安値を更新した。
・ユーロドルは失速した。欧州勢参入直後に一時1.0946ドルと前日の高値に面合わせしたものの、同水準の上抜けに失敗すると失速した。欧州債利回りの低下などを手掛かりにユーロ売り・ドル買いが出たほか、欧米株価の下落を背景にリスク・オフのドル買いも入り一時1.0893ドルと日通し安値を更新した。
・ユーロ円は頭が重かった。アジア時間に一時155.38円と2008年9月以来15年ぶりの高値を付けたものの、海外市場に入ると一転下落した。欧米株価の下落を背景にリスク回避の円買い・ユーロ売りが入り、一時154.05円と本日安値を付けた。
・ロンドン株式相場は小幅続落。中国人民銀行が実施した利下げが「想定よりも小幅な利下げ幅だった」との見方から、上海や香港株が下落。欧州株にも売りが波及した。商品相場の下落を背景にリオ・ティントやアングロ・アメリカンなど素材株が売られたほか、BPやシェルなどエネルギー株が値下がりした。
・フランクフルト株式相場は続落。本日の中国株相場の下落が投資家心理の悪化につながった。米国株相場が下落して始まったことも相場の重し。個別ではコンチネンタル(3.24%安)やBASF(3.20%安)、シーメンス・ヘルシニアーズ(2.48%安)などの下げが目立った。
・欧州債券相場は上昇。株安を受けた。
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ドル・円相場:1ドル=141.31円(20日15時時点比▲0.73円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=154.25円(▲0.95円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0915ドル(▲0.0011ドル)
FTSE100種総合株価指数:7569.31(前営業日比▲19.17)
ドイツ株式指数(DAX):16111.32(▲89.88)
10年物英国債利回り:4.337%(▲0.155%)
10年物独国債利回り:2.405%(▲0.112%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標) <発表値> <前回発表値>
5月独生産者物価指数(PPI)
前月比 ▲1.4% 0.3%
4月ユーロ圏経常収支(季調済) 40億ユーロの黒字 312億ユーロの黒字
4月ユーロ圏建設支出
前月比 ▲0.4% ▲1.7%・改
前年比 0.2% ▲0.7%・改
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円はじり安。アジア時間に一時142.25円と昨年11月21日以来の高値を付けたものの、欧米市場に入ると徐々に弱含んだ。米長期金利の低下に伴う円買い・ドル売りが入ったほか、株安に伴うクロス円の下落につれた売りが出て一時141.21円と日通し安値を更新した。市場では「21-22日のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言を控えて、ポジション調整目的の売りが出た」との声も聞かれた。
この日発表の5月米住宅着工件数や5月米建設許可件数が予想を上回ったことが伝わると141.75円付近まで下げ渋る場面もあったが、戻りは鈍かった。
・オセアニア通貨は軟調だった。ダウ平均が一時380ドル超下落するなど、米株式相場が軟調に推移するとリスクセンチメントに敏感なオセアニア通貨に売りが出た。豪ドル米ドルは0.6753米ドル、NZドル米ドルは0.6134米ドルまで値を下げたほか、豪ドル円は95.57円、NZドル円は86.86円と日通し安値を更新した。
・ユーロドルは失速した。欧州勢参入直後に一時1.0946ドルと前日の高値に面合わせしたものの、同水準の上抜けに失敗すると失速した。欧州債利回りの低下などを手掛かりにユーロ売り・ドル買いが出たほか、欧米株価の下落を背景にリスク・オフのドル買いも入り一時1.0893ドルと日通し安値を更新した。
・ユーロ円は頭が重かった。アジア時間に一時155.38円と2008年9月以来15年ぶりの高値を付けたものの、海外市場に入ると一転下落した。欧米株価の下落を背景にリスク回避の円買い・ユーロ売りが入り、一時154.05円と本日安値を付けた。
・ロンドン株式相場は小幅続落。中国人民銀行が実施した利下げが「想定よりも小幅な利下げ幅だった」との見方から、上海や香港株が下落。欧州株にも売りが波及した。商品相場の下落を背景にリオ・ティントやアングロ・アメリカンなど素材株が売られたほか、BPやシェルなどエネルギー株が値下がりした。
・フランクフルト株式相場は続落。本日の中国株相場の下落が投資家心理の悪化につながった。米国株相場が下落して始まったことも相場の重し。個別ではコンチネンタル(3.24%安)やBASF(3.20%安)、シーメンス・ヘルシニアーズ(2.48%安)などの下げが目立った。
・欧州債券相場は上昇。株安を受けた。
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DZH Finacial Research
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