東京マーケットダイジェスト・21日 円安・株買い戻し

市場概況
(21日終値:15時時点)
ドル円:1ドル=141.72円(前営業日NY終値比△0.25円)
ユーロ円:1ユーロ=154.64円(△0.20円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0911ドル(▲0.0007ドル)
日経平均株価:33575.14円(前営業日比△186.23円)
東証株価指数(TOPIX):2295.01(△11.16)
債券先物9月物:148.67円(△0.14円)
新発10年物国債利回り:0.370%(▲0.015%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:▲0.01900%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標) 
特になし

(各市場の動き)
・ドル円は底堅い。朝方に一時141.29円まで下押ししたものの、昨日安値の141.21円がサポートとして意識されると一巡後は買い戻しの展開に。下落して始まった日経平均株価が一転上昇したことが材料視されたほか、本邦実需勢の買いが重なったうえ、時間外の米長期金利が上昇したことも支えとなった。15時過ぎには一時142.04円まで上値を伸ばした。

・ユーロ円も底堅い。早朝に一時154.30円まで下げたが、一巡後は日本株の一転上昇やドル円の買い戻しにつれる形で一時155.02円まで反発した。
 なお、ポンド円は一時181.61円まで値を上げた。全般円安が進んだ流れに沿ったほか、5月英消費者物価指数(CPI)が前年比で統計来の最高水準を記録したことも買いを促した。

・ユーロドルは小動き。円絡みの取引が中心となったため1.09ドル台前半での静かな動きとなった。

・日経平均株価は続伸。昨日の米国株が下落したことを背景に230円超売りが先行したものの、海外投資家からの日本株への買い意欲が根強いなか、一巡後は一転上昇。空運株や鉄道株などの上昇が目立ち、後場には280円高近くまで上昇した。

・債券先物相場は4日続伸。日銀の大規模緩和政策継続を期待した買いが根強く、この日も堅調に推移し、一時148.72円まで値を上げた。

OANDA CFD

Provided by
DZH Finacial Research

「投資を面白く、投資家を笑顔に」をスローガンに、株式や為替など様々な金融マーケットの情報を提供。 豊富な経験を持つエキスパートが多数在籍し、スピーディー且つオリジナルな視点からの情報をOANDA Labに配信しています。
会社名:株式会社DZHフィナンシャルリサーチ
所在地:東京都中央区明石町8番1号 聖路加タワー32階
商号等:【金融商品取引業者】投資助言業/【登録番号】関東財務局長(金商)907号


本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
一覧へ戻る

ホーム » マーケットニュース » 東京マーケットダイジェスト・21日 円安・株買い戻し