NY株式サマリー(21日)=ダウ102ドル安と3日続落 利上げ継続への警戒が重し

市場概況
◆ダウ平均:  33951.52 -102.35 -0.30%
◆S&P500: 4365.69 -23.02 -0.52%
◆NASDAQ: 13502.199 -165.09 -1.21%

 21日のNY株式相場は3日続落。米下院でのパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長による議会証言を受け、利上げ継続への警戒感が強まった。IT・ハイテク株が目先の利益確定売りに押された。ダウは中盤にプラス圏に浮上する場面はあったが、終盤に売り直され、102.35ドル安(-0.30%)で終了。S&P500が0.52%安で終了し、ナスダック総合は1.21%安で終了。主要3指数がそろって3日続落した。S&P500の11セクターはエネルギー、公益、資本財など6セクターが上昇し、IT、コミュニケーション、一般消費財など5セクターが下落した。ITでは、インテルやAMDなど半導体株の下げが目立った。

 パウエルFRB議長は米下院金融サービス委員会で、物価上昇率に関して「目標からは程遠く、2%に戻すことに注力する」と発言し、年内の追加利上げは適切との見方を示した。利上げ継続観測が高まったことを受け、IT・ハイテク株が目先の利益確定売りに押された。ダウ採用銘柄では、インテルが6.0%安、セールスフォースが3.4%安と大幅安となった。

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