東京外国為替市場概況・12時 ドル円 小幅安

市場概況
 22日の東京外国為替市場でドル円は小幅安。12時時点では141.68円とニューヨーク市場の終値(141.88円)と比べて20銭程度のドル安水準だった。NY終値を下回る水準で上値の重い動きとなり、141.61円までやや下値を広げた。昨日まで連日142円台では日本政府の円買い介入警戒感もあり、利食い売りに押されるも、日米金融政策の格差を意識したドル高・円安の流れが続いており下値は堅い。昨日の安達日銀委員に続いて、本日は野口委員からも緩和策の継続を強調する発言が伝わった。

 ユーロ円は動意薄。12時時点では155.75円とニューヨーク市場の終値(155.89円)と比べて14銭程度のユーロ安水準だった。ドル円同様に155.65円までやや下値を広げたものの、2008年9月以来の高値水準となる155円後半の狭いレンジ内での小動きにとどまっている。もっとも本日は中国と香港が端午節の祝日で休場となり、市場参加者は少ない。

 ユーロドルはもみ合い。12時時点では1.0993ドルとニューヨーク市場の終値(1.0986ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ高水準だった。本日これまでのレンジはわずか11Pips程度と1.0990ドル近辺でこう着し、1.10ドル大台を前に足踏みしている。

 本日これまでの参考レンジ
ドル円:141.61円 - 141.89円
ユーロドル:1.0984ドル - 1.0995ドル
ユーロ円:155.65円 - 155.94円

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