NY株式サマリー(22日)=ダウ4ドル安とほぼ横ばい

市場概況
◆ダウ平均: 33946.71 -4.81 -0.01%
◆S&P500: 4381.89 +16.20 +0.37%
◆NASDAQ: 13630.609 +128.41 +0.95%

 22日のNY株式相場はおおむね上昇。ボーイング株の下落が重しとなったダウ平均がわずかに下落したものの、前日にパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長のタカ派発言を受けて下落したハイテク株を中心に買戻されS&P500とナスダック総合が4日ぶりに反発した。前日まで3日続落したダウ平均は朝方に116ドル安まで下落したが、その後は前日終値水準でもみ合い、4.81ドル安(-0.01%)とほぼ変わらずで終了。S&P500とナスダック総合も下落してスタートしたものの、それぞれ0.37%高、0.95%高と一日の高値圏で終了した。S&P500の11セクターは、一般消費財、コミュニケーション、IT、ヘルスケアなど5セクターが上昇し、不動産、エネルギー、公益、金融など6セクターが下落した。ダウ平均採用銘柄はメルク、マイクロソフト、セールスフォース、アップルが1.6-2.6%上昇した一方、ボーイングが3%超下落し、JPモルガン・チェース、IBM、キャタピラー、ゴールドマン・サックスも1.6%超下落した。

 前日の議会証言でパウエルFRB議長が利上げ継続の必要性を強調したほか、22日は英中銀も市場予想を上回る0.5%の利上げを決定したことで、朝方は世界的な金融引き締め長期化懸念が重しとなった。しかし、軟調にスタートしたアップルが反発し上場来高値更新したほか、JPモルガンが投資判断を「オーバーウエート」で据え置いたアマゾン・ドット・コムが4%超上昇するなど、ハイテク株を中心に買い戻された。前日に5%超下落したテスラは2%高と反発し、先週上場来高値を更新したマイクロソフトも1.8%高と4日ぶりに反発した。

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