東京外国為替市場概況・8時 ドル円、もみ合い

市場概況
 23日の東京外国為替市場でドル円はもみ合い。8時時点では143.06円とニューヨーク市場の終値(143.11円)と比べて5銭程度のドル安水準だった。昨日高値143.23円を前に上昇は一服しているものの、143円台で底堅さは維持された。
 この後に5月全国消費者物価指数(CPI)が発表予定。そのなかでは、前回4月分で4.1%上昇と41年9カ月ぶりの伸び率を記録した「生鮮食品やエネルギーを除いた数値」が注目される。

 ユーロ円は伸び悩み。8時時点では156.70円とニューヨーク市場の終値(156.79円)と比べて9銭程度のユーロ安水準だった。2008年9月以来の157円台を前にして買い一服。2日連続で大きく値を上げた後なだけに持ち高調整の売りが先行し、156.70円割れまで値を下げた。

 ユーロドルは小動き。8時時点では1.0953ドルとニューヨーク市場の終値(1.0956ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。イエレン米財務長官の発言「米国のリセッションの可能性は低下している」が伝わったものの、相場の反応はにぶかった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:143.02円 - 143.18円
ユーロドル:1.0953ドル - 1.0959ドル
ユーロ円:156.66円 - 156.83円

OANDA CFD

Provided by
DZH Finacial Research

「投資を面白く、投資家を笑顔に」をスローガンに、株式や為替など様々な金融マーケットの情報を提供。 豊富な経験を持つエキスパートが多数在籍し、スピーディー且つオリジナルな視点からの情報をOANDA Labに配信しています。
会社名:株式会社DZHフィナンシャルリサーチ
所在地:東京都中央区明石町8番1号 聖路加タワー32階
商号等:【金融商品取引業者】投資助言業/【登録番号】関東財務局長(金商)907号


本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
一覧へ戻る

ホーム » マーケットニュース » 東京外国為替市場概況・8時 ドル円、もみ合い