東京外国為替市場概況・8時 ドル円、上値が抑えられる

市場概況
 26日の東京外国為替市場でドル円は上値抑えられる。8時時点では143.46円とニューヨーク市場の終値(143.70円)と比べて24銭程度のドル安水準だった。国内の外国為替証拠金取引(FX)業者の取引開始となる7時過ぎから買いが強まると、ドル円は143.70円台まで回復した。しかし、神田財務官が円安について「足元の動きは急速」「行き過ぎた動きには適切に対応」などと発言すると、上値が抑えられ143.46円まで下押しした。

 ユーロドルは小高い。8時時点では1.0906ドルとニューヨーク市場の終値(1.0894ドル)と比べて0.0012ドル程度のユーロ高水準だった。週末に民間軍事会社ワゴネルとロシアの正規軍との対立が表面化したが、すでに問題が終息したこともあり値動きは限定的。早朝はやや買いが優勢となり小高く推移。

 ユーロ円は小幅安。8時時点では156.46円とニューヨーク市場の終値(156.66円)と比べて20銭程度のユーロ安水準だった。ダウ先物などが小高く始まったこともあり、ユーロ円が買われる場面もあったが、財務官の発言が伝わると156.45円まで小幅に弱含んだ。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:143.46円 - 143.73円
ユーロドル:1.0891ドル - 1.0911ドル
ユーロ円:156.45円 - 156.74円

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