ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、伸び悩み

市場概況
 29日のニューヨーク外国為替市場でドル円は伸び悩み。24時時点では144.60円と22時時点(144.78円)と比べて18銭程度のドル安水準だった。1-3月期米国内総生産(GDP)確定値や前週分の米新規失業保険申請件数が予想より強い内容だったことが分かると、米金利の上昇とともにドル買いが先行。アジア時間の高値144.70円を上抜けて一時144.90円と昨年11月以来の高値を更新した。
 ただ、買い一巡後はやや伸び悩んだ。政府・日銀が昨年9月、24年ぶりに円買い介入を実施した水準である145円に接近したことで介入への警戒感が強まった。

 ユーロドルは下げ渋り。24時時点では1.0889ドルと22時時点(1.0881ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ高水準だった。好調な米経済指標を受けて一時1.0860ドルと日通し安値を付けたものの、23日の安値1.0845ドルが目先サポートとして働くと下げ渋った。

 ユーロ円はもみ合い。24時時点では157.46円と22時時点(157.54円)と比べて8銭程度のユーロ安水準。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は方向感が出なかった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.14円 - 144.90円
ユーロドル:1.0860ドル - 1.0941ドル
ユーロ円:157.25円 - 157.92円

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