中国株サマリー(30日)

市場概況
3日ぶり反発で3200ポイント回復、幅広いセクターに買い

 30日の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日ぶりに反発。終値は前日比0.62%高の3202.06ポイントだった。深セン成分指数は1.02%高の11026.59ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で9186億2200万元だった。

 上海総合指数はほぼ終日、プラス圏で堅調に推移した。『中国証券報』が専門家の見方を引用し、不動産市場の回復を維持するため、より多くの対策が打ち出されると伝えたことなどを受けて政策期待が強まったほか、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きも広がった。指数は心理的節目の3200ポイントを回復し、20日以来、1週間超ぶりの高値で取引を終えた。寄り付きと同時に発表された6月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.0となり、市場予想と一致した。セクター別では、電子化学品やバッテリー素材、化学肥料が全面高となるなど、幅広いセクターで買いが優勢だった。半面、ゲームや電力、造船などが売られた。

 A株市場では、浙江世宝(002703)や東旭光電科技(000413)、武漢光迅科技(002281)などが大幅高となったほか、富士康工業互聯網(601138)や寧波杉杉(600884)も高かった。半面、巨人網絡集団(002558)や奥飛娯楽(002292)、完美世界(002624)などが売られた。

 上海B株指数は0.26%安の266.99ポイント、深センB株指数は1.03%高の1144.67ポイント。

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