東京マーケットダイジェスト・30日 円売り一服・株安

市場概況
(30日15時時点)
ドル円:1ドル=144.67円(前営業日NY終値比▲0.09円)
ユーロ円:1ユーロ=157.25円(▲0.03円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0869ドル(△0.0004ドル)
日経平均株価:33189.04円(前営業日比▲45.10円)
東証株価指数(TOPIX):2288.60(▲7.65)
債券先物9月物:148.55円(▲0.11円)
新発10年物国債利回り:0.390%(△0.010%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:▲0.00300%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)           <発表値>   <前回発表値>
6月東京都区部消費者物価指数(CPI)
生鮮食品を除く総合 前年同月比       3.2%       3.1%・改
5月完全失業率                2.6%       2.6%
5月有効求人倍率               1.31倍      1.32倍
5月鉱工業生産速報(前月比)         ▲1.6%      0.7%
5月鉱工業生産速報(前年比)         4.7%       ▲0.7%
5月新設住宅着工戸数(前年比)        3.5%      ▲11.9%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は上値が重い。月末の5・10日(ゴトー日)仲値に向けた買いが観測され、節目の145.00円を上抜けた。一時145.07円と昨年11月10日以来の高値を更新。ただ、その後は政府・日銀による為替介入を意識した高値警戒感から伸び悩む展開に。鈴木財務相から「急速で一方的な動きもみられる」「為替市場に高い緊張感をもって注視」などの発言も伝わるなか、144.60円まで持ち高調整の売りに押された。

・ユーロ円も上値が重い。10時30分前に157.58円まで買いが入ったが、その後は157.04円まで反落した。総じてドル円の動向につれた動きだった。

・ユーロドルはもみ合い。円絡みの取引が中心となったこともあり、1.0870ドルを挟んだ方向感の乏しい動きとなった。

・日経平均株価は3営業日ぶりに反落。四半期末を迎えて機関投資家のリバランスに絡んだ売りが観測され、指数は一時310円超安まで下押しした。もっとも、その後は相場の先高観を手掛かりにした押し目買いが入り、徐々に下げ幅を縮小。前日終値付近まで下値を切り上げる場面もあった。

・債券先物相場は反落。前日の米国債券相場が下落した流れを引き継いだ。日銀は本日の夕刻に7-9月国債買い入れオペの運営方針を公表するが、4-6月から買い入れ予定額を減らす可能性が意識されており、今後債券の需給が緩むとの思惑も相場の重しとなった。

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