東京外国為替市場概況・17時 ドル円 底堅い

市場概況
 30日午後の東京外国為替市場でドル円は底堅い。17時時点では144.84円と15時時点(144.67円)と比べて17銭程度のドル高水準だった。東京午前に昨年11月以来の145円台復帰を果たしたドル円は欧州勢参入後に売りが先行し、一時144.44円まで下押した。ただ、日米金融政策の違いを意識した先高観が根強いなか、時間外米長期金利の上昇も支えに144.80円台まで切り返した。

 ユーロドルはじり安。17時時点では1.0856ドルと15時時点(1.0869ドル)と比べて0.0013ドル程度のユーロ安水準だった。時間外米長期金利の上げ幅拡大の動きやユーロポンドのユーロ売り・ポンド買いも重しに1.0854ドルまで安値を更新したが、方向感は限られる。テクニカル的に日足一目均衡表・雲の上限(1.0851ドル)や21日移動平均線(1.0848ドル)などが位置する1.08ドル半ばが目先のサポート水準として意識されている。

 ユーロ円は下げ渋る。17時時点では157.25円と15時時点(157.25円)とほぼ同水準だった。ユーロドルの上値が重いなか、ドル円の下げにつられ一時156.87円まで下押したが、ユーロドルの下押しが限定的にとどまるなか、ドル円の持ち直しに連動し157.30円台に切り返した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.44円 - 145.07円
ユーロドル:1.0854ドル - 1.0876ドル
ユーロ円:156.87円 - 157.58円

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