東京外国為替市場概況・12時 ドル円、強含み

市場概況
 3日の東京外国為替市場でドル円は強含み。12時時点では144.66円とニューヨーク市場の終値(144.31円)と比べて35銭程度のドル高水準だった。時間外の米10年債利回りの上昇は一服しているものの水準は3.83%前後と高いところにおり、日米金利差を意識したドル買い円売りは継続。前場の日経平均が515円高で引けるなど、良好なリスクセンチメントも追い風に144.69円まで上値を伸ばした。

 ユーロ円はしっかり。12時時点では157.79円とニューヨーク市場の終値(157.44円)と比べて35銭程度のユーロ高水準だった。アジア株が全般に買い優勢となるなか、リスクオンのユーロ買い円売りが進んだ。ドル円の上昇にもつれ高となり、157.82円まで日通し高値を更新した。

 ユーロドルは12時時点では1.0907ドルとニューヨーク市場の終値(1.0909ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ安水準だった。ユーロ円の買いに後押しされた場面もあったが、動意は鈍いままだった。

 なお豪ドルは上値が重かった。5月豪住宅建設許可件数が予想を大きく上回ると持ち直す局面があったものの、一巡後は豪金利低下が重しとなった。豪ドル/ドルは0.6637ドルまで弱含み、豪ドル円も96.31円付近を戻りの高値に一時96.00円まで下押しした。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.23円 - 144.69円
ユーロドル:1.0901ドル - 1.0918ドル
ユーロ円:157.31円 - 157.82円

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