市場見通し
6日の香港市場は軟調か。米利上げ継続の観測が重荷となりそうだ。5日に公開された6月13-14日分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で大半のメンバーが年内の利上げに積極的だったことで、米利上げの長期化懸念が一層強まった。7月の会合で利上げを決める確率が高まったとの見方も出ている。これを受けて米長期金利が上昇し、米10年物国債利回りは一時3月上旬以来、約4カ月ぶりの高水準となった。米雇用統計の発表を7日に控えていることもあり、投資家はリスクを取りにくいだろう。
米中対立の激化への懸念も高まっている。外電によると、バイデン米政権が中国企業による米国のクラウドコンピューティングサービスの利用を制限する準備を進めている。一方、中国は3日、半導体などの素材になるガリウムとゲルマニウムの関連物資の輸出規制を発表した。
5日のNY市場でダウ平均が129米ドル安と4営業日ぶりに反落し、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は3営業日ぶりに反落した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、国際金融株のHSBC(00005)やAIAグループ(01299)が香港終値を上回った半面、大型ネット株のテンセント(00700)、アリババ集団(09988)、JDドットコム(09618)などが下回って引けた。
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本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
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米中対立の激化への懸念も高まっている。外電によると、バイデン米政権が中国企業による米国のクラウドコンピューティングサービスの利用を制限する準備を進めている。一方、中国は3日、半導体などの素材になるガリウムとゲルマニウムの関連物資の輸出規制を発表した。
5日のNY市場でダウ平均が129米ドル安と4営業日ぶりに反落し、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は3営業日ぶりに反落した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、国際金融株のHSBC(00005)やAIAグループ(01299)が香港終値を上回った半面、大型ネット株のテンセント(00700)、アリババ集団(09988)、JDドットコム(09618)などが下回って引けた。
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DZH Finacial Research
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