中国株サマリー(6日)

市場概況
続落、一時3200ポイント割れ 米利上げ長期化懸念などが重し

 6日の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。終値は前日比0.54%安の3205.57ポイントだった。深セン成分指数は0.55%安の10968.37ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で8198億1800万元だった。

 上海総合指数は前場にプラス圏に浮上する場面もあったが、中盤以降はマイナス圏で推移し、一時、心理的節目の3200ポイントを小幅ながら下回る場面もあった。人民元安を受けた中国からの資金流出が警戒されたほか、5日に公開された6月13-14日分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で大半のメンバーが年内の利上げに積極的だったことで、米利上げの長期化懸念が一層強まり、相場の重しとなった。セクター別では、バッテリー素材と貴金属が全面安。バイオ、漢方薬、医療サービスなども売られた。半面、造船や不動産開発、自動車などが買われた。

 A株市場では、三七互娯網絡科技集団(002555)や広聯達科技(002410)、中国交通建設(601800)、中国アルミ(601600)などの下落が目立った半面、浙江世宝(002703)や科大訊飛(002230)、寧波均勝電子(600699)、保利発展控股集団(600048)などが買われた。

 上海B株指数は0.42%安の268.08ポイント、深センB株指数は0.30%安の1146.99ポイント。

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