東京マーケットダイジェスト・10日 円安・株安

市場概況
(10日15時時点)
ドル円:1ドル=142.73円(前営業日NY終値比△0.52円)
ユーロ円:1ユーロ=156.23円(△0.29円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0946ドル(▲0.0021ドル)
日経平均株価:32189.73円(前営業日比▲198.69円)
東証株価指数(TOPIX):2243.33(▲11.57)
債券先物9月物:147.55円(▲0.57円)
新発10年物国債利回り:0.465%(△0.030%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:▲0.00300%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)         <発表値>    <前回発表値>
5月国際収支速報
 貿易収支            1兆1867億円の赤字  1131億円の赤字
 経常収支(季節調整前)     1兆8624億円の赤字 1兆8951億円の赤字
 経常収支(季節調整済)     1兆7027億円の黒字 1兆8996億円の赤字
6月景気ウオッチャー調査・現状判断指数  53.6       55.0
6月景気ウオッチャー調査・先行き判断指数 52.8       54.4

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は強含み。週初の5・10日(ゴトー日)とあって仲値に向けた買いが観測されたほか、時間外の米10年債利回りが4.08%台まで上昇したことも支えとなり、一時143.01円まで上昇。もっとも、一時は持ち直した日経平均株価が引けにかけて伸び悩んだことから、その後はやや上値も重くなった。

・ユーロ円は小高い。総じてドル円につれた動きとなり、13時30分過ぎに156.67円まで上昇した後に156.10円付近まで失速した。

・ユーロドルは小安い。前週末高値の1.0973ドル手前で上値の重さを確認すると、1.0945ドルまでじわりと売りに押された。

・日経平均株価は5日続落。前週末の6月米雇用統計を受けて金融引き締めが長期化するとの観測が強まり、景気減速懸念からハイテク株を中心に売りが強まった。外国為替市場でやや円高・ドル安が進んでいることも重しとなり、指数は320円超安まで下げ幅を広げる場面もあった。

・債券先物相場は3日続落。先週末の米国債券相場が下落した流れを引き継いで売りが先行した。日銀がイールドカーブ・コントロール(YCC)の修正に動くのではないかとの思惑が出ていることも重しとなり、一時147円53銭まで下押しした。

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