中国金融当局、不動産支援策の適用を一部延長

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 中国人民銀行(中央銀行)と国家金融監督管理総局は10日、2022年11月に打ち出した金融による不動産市場支援策16項目(金融16条)のうち2項目の適用期限を延長すると発表した。24年末までに返済期限を迎える不動産開発向け融資について、1年間の繰り延べを認める。また、商業銀行が24年末までに特別融資支援プロジェクト向けに貸し付けた資金について、償還期限まではリスク分類を引き下げない。他の項目については適用期限を延長しない。

 人民銀と国家金融監督管理総局の担当者は「足元の不動産市場の形勢を総合的に考慮し、金融機関が不動産企業に対する融資の繰り延べを続けるよう導き、金融面からの物件引き渡し支援を拡大する」と延長理由を説明した。 

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