12日香港株=上値重いか、米CPI発表前に様子見 中国金融統計は予想上振れ

市場見通し
 12日の香港市場は上値の重い展開か。米国の金融政策の先行きを見極める上で重要な6月の米消費者物価指数(CPI)の発表を香港時間きょう夜に控え、積極的な売買を見送るムードが広がると予想する。もっとも、11日の米株式相場の上昇と米長期金利の低下を受けた買いが相場を下支えしそうだ。中国人民銀行(中央銀行)が前日発表した6月の金融統計が市場予想より強い内容だったことも支援材料となるだろう。

 11日のNY株式相場は主要3指数がそろって続伸。サービス価格の値上げを発表したセールスフォースや業績好調が伝えられたボーイングの上昇がダウ平均を押し上げた。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、国際金融銘柄のHSBC(00005)とAIAグループ(01299)、大型ネット株のテンセント(00700)とアリババ集団(09988)が香港終値を上回って引けた。

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