14日香港株=続伸か、米ハイテク株高を好感 FRBの利上げ打ち止めに期待

市場見通し
 14日の香港市場は、米株高の流れを引き継いで続伸か。米連邦準備理事会(FRB)による利上げ長期化観測が一段と後退するなか、米長期金利の低下を受けてハイテク株を中心に買いが入ると予想する。米ドル買いの動機だった米金利の先高観に歯止めがかかったことで、米ドルの総合的な強さを示すインターコンチネンタル取引所(ICE)算出のドル指数は13日に一時100を割り込んだ。資金を香港株などの外貨建て資産に振り向ける動きにつながりそうだ。

 13日発表された米6月生産者物価指数(PPI)は前月比の伸びが市場予想から下振れした。前日の米6月消費者物価指数(CPI)に続き、米インフレ圧力が減衰しているとの見方を後押しした。7月25-26日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では0.25%の利上げが確実視だが、その後の利上げは見送られるとの観測が強まった。

 13日のNY株式相場はダウ平均とナスダック総合がともに4日続伸した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は国際金融銘柄のHSBC(00005)とAIAグループ(01299)、大型ネット株のテンセント(00700)とアリババ集団(09988)がそろって香港終値を上回って引けた。

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