東京マーケットダイジェスト・21日 円上値重い・株高安まちまち

市場概況
(21日15時時点)
ドル円:1ドル=140.21円(前営業日NY終値比△0.14円)
ユーロ円:1ユーロ=156.23円(△0.33円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1142ドル(△0.0012ドル)
日経平均株価:32304.25円(前営業日比▲186.27円)
東証株価指数(TOPIX):2262.20(△1.30)
債券先物9月物:147.78円(▲0.05円)
新発10年物国債利回り:0.475%(△0.015%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:▲0.00300%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)              <発表値>  <前回発表値>
6月全国CPI(生鮮食品を除く総合、前年比)     3.3%      3.2%
6月全国CPI(生鮮食料品・エネルギー除く、前年比) 4.2%      4.3%
対外対内証券売買契約等の状況(前週)
対外中長期債                774億円の処分超 9560億円の処分超・改
対内株式                  2386億円の取得超 1817億円の取得超

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は底堅い。日経平均株価が序盤から軟調に推移したことを受けてクロス円とともに売りが強まり、一時139.75円まで値を下げた。ただ、株価が下げ渋ると一巡後は買い戻しが優勢に。日銀のYCC修正に対する過度な警戒感が後退していることも引き続き支えとなり、15時前には一時140.33円まで上昇した。

・ユーロ円も下値が堅い。日本株安を受けて155.59円まで売りが先行したものの、その後はショートカバーが強まり156.29円まで切り返すなど、総じてドル円につれた動きとなった。

・ユーロドルは小動き。円絡みの取引が中心となったため東京市場では動意が薄く、1.1135ドル前後での推移が続いた。

・日経平均株価は続落。昨日の米ハイテク株が軟調に推移したことを受けて半導体関連株に売りが集中し、指数は400円超下落した。ただ、外国為替市場での円安・ドル高を受けて輸出関連株に買いが入り、後場開始直後には30円安程度まで下げ幅を縮めた。一方、引けにかけては再び弱含むなど戻りは鈍かった。

・債券先物相場は4営業日ぶりに反落。昨日の米国債券相場が大きく下落した流れを引き継いで売りが先行。一時147.49円まで下落したが、日銀のYCC修正観測が後退するなかで一巡後は買い戻しが入った。

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