東京外国為替市場概況・17時 ドル円、急騰

市場概況
 21日午後の東京外国為替市場でドル円は急騰。17時時点では141.36円と15時時点(140.21円)と比べて1円15銭程度のドル高水準だった。一部通信社が日銀のイールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)について、関係筋の話しを報じると一気に円売りが進行。内容は「日銀はYCC見直しの是非が議論の対象となり得ると認識」としながらも、「現時点ではYCC修正の必要性は乏しいと見ている」など。ドル円は141円台に乗せ、11日高値141.46円を超えて141.65円まで買われた。

 ユーロ円は大幅高。17時時点では157.30円と15時時点(156.23円)と比べて1円7銭程度のユーロ高水準だった。一部通信社による「YCC修正、必要乏しい」報道を受けて円売りが加速した。ナイトセッションの日経平均先物も大きく値を上げるのを眺め、一時157.65円までユーロ買い円売りが進んだ。
 他、ポンド円は182.27円、スイスフラン円は163.59円、カナダドル円が107.54円まで外貨高・円安が進んだ。

 ユーロドルは17時時点では1.1127ドルと15時時点(1.1142ドル)と比べて0.0015
ドル程度のユーロ安水準だった。ドル円のドル高推移を受け、1.1125ドルまでじり安となった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:139.75円 - 141.65円
ユーロドル:1.1125ドル - 1.1144ドル
ユーロ円:155.59円 - 157.65円

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