市場概況
（21日終値：22日3時時点）
ドル・円相場：1ドル＝141.71円（21日15時時点比△1.50円）
ユーロ・円相場：1ユーロ＝157.67円（△1.44円）
ユーロ・ドル相場：1ユーロ＝1.1126ドル（▲0.0016ドル）
FTSE100種総合株価指数：7663.73（前営業日比△17.68）
ドイツ株式指数（DAX）：16177.22（▲27.00）
10年物英国債利回り：4.280％（△0.003％）
10年物独国債利回り：2.469％（▲0.021％）
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
（主な欧州経済指標） ＜発表値＞ ＜前回発表値＞
6月英小売売上高（自動車燃料含む）
前月比 0.7％ 0.1％・改
前年比 ▲1.0％ ▲2.3％・改
6月英小売売上高（自動車燃料除く）
前月比 0.8％ 0.0％・改
前年比 ▲0.9％ ▲1.9％・改
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
（各市場の動き）
・ドル円は急伸。「日銀は来週27－28日の金融政策決定会合で、長短金利操作（イールドカーブコントロール、YCC）などの金融政策を修正する可能性は低く、大規模緩和を維持する公算が大きい」との観測報道が伝わると、全般円売りが先行。前日の高値140.50円や50日移動平均線の140.60円、一目均衡表基準線の141.16円や11日の高値141.46円など上値の目処を次々と突破し、18時前に一時141.96円まで上値を伸ばした。
神田真人財務官が円急落について「緊張感を持って注視をしている。過度な変動は望ましくないという観点からあらゆる手段を排除せずに検討する」との見解を示すと伸び悩む場面もあったが、下押しは141.22円付近にとどまった。
・ユーロドルは弱含み。欧州中央銀行（ECB）の利上げ継続観測が後退する中、ユーロ売り・ドル買いが進行。前日の安値1.1119ドルを下抜けて一時1.1108ドルまで値を下げた。なお、豪ドル米ドルは一時0.6723米ドル、NZドル米ドルは0.6170米ドルまで下落するなど、全般ドル買いが目立つ展開だった。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時101.19まで上昇した。
・ユーロ円はしっかり。「日銀は来週の金融政策決定会合でYCC修正を見送る方針」との観測報道が相次ぐと、円全面安の展開となった。17時30分過ぎには一時158.05円と2008年9月以来約15年ぶりの高値を付けた。その後の下押しも157.16円付近にとどまった。
・ロンドン株式相場は4日続伸。時間外の米株価指数先物が上昇すると英国株にも買いが入ったものの、週末を控えたポジション調整目的の売りが出ると下げに転じる場面があった。原油高を背景にBPやシェルなどエネルギー株が買われたほか、ナショナルグリッドやSSEなど公共事業株が値上がりした。半面、ロイズ・バンキングやバークレイズなど金融株が売られた。
・フランクフルト株式相場は小反落。週末を控えたポジション調整目的の売りが先行したあとは狭いレンジ取引に終始した。個別ではSAP（4.19％安）やハイデルベルク・マテリアルズ（1.65％安）、ポルシェ（1.11％安）などの下げが目立った。半面、ザルトリウス（7.73％高）やザランド（2.82％高）などが買われた。
・欧州債券相場は英国債が下落した一方、独国債が上昇した。
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ドル・円相場：1ドル＝141.71円（21日15時時点比△1.50円）
ユーロ・円相場：1ユーロ＝157.67円（△1.44円）
ユーロ・ドル相場：1ユーロ＝1.1126ドル（▲0.0016ドル）
FTSE100種総合株価指数：7663.73（前営業日比△17.68）
ドイツ株式指数（DAX）：16177.22（▲27.00）
10年物英国債利回り：4.280％（△0.003％）
10年物独国債利回り：2.469％（▲0.021％）
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
（主な欧州経済指標） ＜発表値＞ ＜前回発表値＞
6月英小売売上高（自動車燃料含む）
前月比 0.7％ 0.1％・改
前年比 ▲1.0％ ▲2.3％・改
6月英小売売上高（自動車燃料除く）
前月比 0.8％ 0.0％・改
前年比 ▲0.9％ ▲1.9％・改
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
（各市場の動き）
・ドル円は急伸。「日銀は来週27－28日の金融政策決定会合で、長短金利操作（イールドカーブコントロール、YCC）などの金融政策を修正する可能性は低く、大規模緩和を維持する公算が大きい」との観測報道が伝わると、全般円売りが先行。前日の高値140.50円や50日移動平均線の140.60円、一目均衡表基準線の141.16円や11日の高値141.46円など上値の目処を次々と突破し、18時前に一時141.96円まで上値を伸ばした。
神田真人財務官が円急落について「緊張感を持って注視をしている。過度な変動は望ましくないという観点からあらゆる手段を排除せずに検討する」との見解を示すと伸び悩む場面もあったが、下押しは141.22円付近にとどまった。
・ユーロドルは弱含み。欧州中央銀行（ECB）の利上げ継続観測が後退する中、ユーロ売り・ドル買いが進行。前日の安値1.1119ドルを下抜けて一時1.1108ドルまで値を下げた。なお、豪ドル米ドルは一時0.6723米ドル、NZドル米ドルは0.6170米ドルまで下落するなど、全般ドル買いが目立つ展開だった。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時101.19まで上昇した。
・ユーロ円はしっかり。「日銀は来週の金融政策決定会合でYCC修正を見送る方針」との観測報道が相次ぐと、円全面安の展開となった。17時30分過ぎには一時158.05円と2008年9月以来約15年ぶりの高値を付けた。その後の下押しも157.16円付近にとどまった。
・ロンドン株式相場は4日続伸。時間外の米株価指数先物が上昇すると英国株にも買いが入ったものの、週末を控えたポジション調整目的の売りが出ると下げに転じる場面があった。原油高を背景にBPやシェルなどエネルギー株が買われたほか、ナショナルグリッドやSSEなど公共事業株が値上がりした。半面、ロイズ・バンキングやバークレイズなど金融株が売られた。
・フランクフルト株式相場は小反落。週末を控えたポジション調整目的の売りが先行したあとは狭いレンジ取引に終始した。個別ではSAP（4.19％安）やハイデルベルク・マテリアルズ（1.65％安）、ポルシェ（1.11％安）などの下げが目立った。半面、ザルトリウス（7.73％高）やザランド（2.82％高）などが買われた。
・欧州債券相場は英国債が下落した一方、独国債が上昇した。
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DZH Finacial Research
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