ドル/円見通し(為替/FX)「ドル円は円買い優勢、137円台後半が支持線となるか」(2023年6月2日)

FXレポート

昨日(2023年6月1日)のドル円動向振り返り

米債務上限関連法案が下院を通過するとドルに対する悲観論が後退し、ドル円は上昇しました。
しかし、FRB当局者の発言を受けて米国の利上げ観測が後退すると、ドル円は一時的に138円台後半まで下落するなど円高優勢となりました。
その後は模様眺めの雰囲気が広がり、138円台後半のレンジ相場となりました。

本日(2023年6月2日)のドル円チャートテクニカル分析

本日(2023年6月2日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2023年6月2日7時のもの。「Orderbook3」を表示)

「オーダーブック」を見ると、買い注文が137円台半ばから139円付近にかけて入っており、その中でも137円台後半が厚くなっています。
ここが目先の支持線になり得ます。

また、厚めの売り注文が139円台後半から140円付近にかけて入っており、レジスタンスラインが注目されている可能性があります。

「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから

ドル円と他の通貨ペアとの相関分析

ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2023年6月2日7時のもの)

過去24時間の相関において、ドル円と相関が強い通貨ペアはありませんでした。
逆相関が強いのはユーロドル、ポンドドル、豪ドル米ドルであり、対主要通貨で同じような値動きになっています。
また、豪ドル円とも弱い逆相関を確認できます。

相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール

米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析

米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2023年6月2日7時のもの)

直近で最も強い通貨は豪ドル、最も弱い通貨はドルです。
円はやや弱い水準で推移しており、米ドルに次ぐ弱さになっています。
ドルは昨日の夕刻に下落に転じ、その後、横ばいで推移しています。

通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート

またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート

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