先週金曜日(2023年6月2日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:2.053(+0.017)<+0.83%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
天然ガス相場は7営業日ぶりに反発しました。
米国の債務上限問題が解決したことを受けてリスクオンの動きが強まり、天然ガスにも資金が流入しました。
しかし、天然ガスの需要が大きい北米で穏やかな天候がしばらく続くと予想されており、米国内での生産高の上昇や、輸出施設のメンテナンスによる在庫増加も価格上昇を抑えています。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2023年6月5日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年6月5日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
大局は下落トレンドになっており、鋭角な上昇と下落を見せている局面です。
平均足はこの上下動のスピードについていけず、もみ合いを示唆しています。
この状況で平均足が陰転しており、引き続き方向感のない動きになる可能性があります。
また、下値目標は下ヒゲの目立つ約1.9の水準が想定されます。
<1時間足チャート分析>
明確な下落トレンドが発生している中で、直近は底値でのもみ合いまたは反発となっています。
この状況で平均足は陽転してローソク足と絡み合っており、方向感が乏しくなっています。
現在の価格はレジスタンスライン付近に位置しており、直近高値の2.1と直近安値の2.0の間でどのように動くかが注目されます。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
2022年末から原油天然ガスのリグ数が減少傾向にあります。
なお、米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週比で減少しましたが、天然ガスは前週と変わらず137基となっています。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
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