米国の主要株価指数見通し(CFD)「米国主要3指数は材料難で概ね横ばいで推移」(2023年6月6日)

マーケットレポート

昨日(2023年6月5日)の米国主要3指数振り返り

  • 終値:
  • US30(米国ウォールストリート株価指数30):33550.0(-206.0)<-0.61%>
  • US100(米国100株価指数):14558.2(-3.0)<-0.02%>
  • US500(米国500株価指数):4273.8(-9.3)<-0.02%>

※OANDAが提供するダウ工業株30種平均指数を参照にしたCFD「US30」の終値
※OANDA証券が提供するS&P500を参照にしたCFD「US500」の終値
※OANDAが提供するNASDAQ100指数を参照にしたCFD「US100」の終値
※終値はNY時間17時時点のMidです。

6月5日の米国株は、先週末の大幅高を受けて利益確定の売りが出る中、反落しましたが、その下げ幅は小さく、ほぼ横ばいで推移。
雇用統計が終わり、重要な経済指標の公表もなく、軟調な値動きが続きました。
市場では来週のFOMCの金融政策に注目が集まっており、様子見姿勢が続きそうです。
個別株では、大手IT企業のアップルが0.8%安、半導体大手のエヌビディアが0.4%安とマイナスで引けた一方で、電気自動車(EV)大手のテスラは1.7%高となりました。

【US30(米国ウォールストリート株価指数30)】本日(2023年6月6日)のチャートテクニカル分析

【US30(米国ウォールストリート株価指数30)】本日(2023年6月6日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年6月6日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

下落波動の61.8%を超える戻りを見せたものの、毛抜き天井の形を作って下落している状況。
現在は直近の上昇波動に引かれたフィボナッチの23.6%まで押した形で、38.2%水準まで下げるのか、ここで押し目を作って上を目指すのかに注目です。
平均足は陽転しましたが、実体が短く上下に長いヒゲを伸ばしており、気迷いを表しています。

<1時間足チャート分析>

明確な上昇トレンドでしたが、高値圏でもみ合ってから下落に転じた状況です。
平均足は陰転し、下落が強まっていることを示唆しています。
下値は、中期のレジスタンスラインが位置する33150ドルまで距離があり、下げ幅に注意する必要があります。
上値は頭を抑えられた水準で、ここを上抜けられるかに注目です。

US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら

【US100(米国100株価指数)】本日(2023年6月6日)のチャートテクニカル分析

【US100(米国100株価指数)】本日(2023年6月6日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年6月6日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

直近高値を更新しており、明確な上昇トレンドが継続しています。
平均足は長い実体と上ヒゲを形成し、上昇の勢いが強いことを示しています。
ただし、ローソク足は実体が短く、上ヒゲを伸ばして引けました。
これは短期的な下落の示唆とも考えられます。

<1時間足チャート分析>

大局は上昇相場ですが、押し目を作ってから急上昇して、その上昇分を鋭角に下げた形です。
現在は中期のレジスタンスラインとサポートラインの間に位置しています。
高値圏でのもみ合いとも取れる展開となっており、レジスタンスラインとサポートラインのどちらを抜けるかに注目したいところです。

US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら

【US500(米国500株価指数)】本日(2023年6月6日)のチャートテクニカル分析

【US500(米国500株価指数)】本日(2023年6月6日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年6月6日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

大局は上昇トレンドを示唆しています。
もみ合いになっていた時間は長く、そのもみ合いから抜け出した形で、直近高値を長い陽線で更新しました。
ただし、上昇は一服し昨日は上ヒゲを伸ばした陰線をつけました。
平均足の上下にヒゲが出ている箇所も多く、明確な上昇トレンドとは言い難い状況です。

<1時間足チャート分析>

明確な上昇トレンドを形成していましたが、高値圏でのもみ合いから下落に転じています。
平均足は陰転と陽転を繰り返し、現在は陰連している状況です。
ローソク足は平均足の下に抜け出ており、直近安値を切り下げています。
下は長期のレジスタンスラインまで抵抗がなく、距離が離れているので注意が必要です。

US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
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世界の株価指数騰落率ランキング

世界の株価指数騰落率ランキング
(画像は2023年6月6日6時50分のもの)

世界の株価指数の週間騰落率ランキングです。
1位のJP225以外は全てマイナス推移となっています。
米国の主要株価指数は3つがランクインしており、US100が2位、US500が4位、US30が8位です。

FX・CFDの騰落率ランキングはこちら

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