昨日(2023年6月6日)のユーロ円動向振り返り
ユーロ円は円高基調で推移しました。
5日(月)の米ISM景況感指数の悪化を受けて円高になると、そのトレンドが6日(火)も継続しました。
さらに、ドイツの長期金利低下やユーロ圏の4月小売売上高の低調が重なり、148.80円台を付ける場面もありました。
その後はドル円の上昇に追随して円安に転じたものの、トレンドを変えるまでには至りませんでした。
本日(2023年6月7日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2023年6月7日7時のもの。「Orderbook3」を表示)
「オーダーブック」を見ると、特に厚い買い注文が149円台半ばに入っています。
その下には厚めの売り注文が見られ、これは長い下ヒゲが意識されているものと考えられます。
さらに下の148円台には多数の買い注文を確認できます。
一方、厚めの売り注文が151円付近に入っており、その周辺にも多数の売り注文を確認できます。
直近の高値が注目されている模様です。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2023年6月7日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と相関が強かったのはポンド円でした。
ユーロドルとポンドドルも正の相関となっており、ドル円とも弱い相関関係を確認できます。
また、逆相関となっているのは豪ドル円と豪ドル米ドルです。
ユーロ円は豪ドルと逆相関関係になっていることが分かります。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2023年6月7日7時のもの)
直近で最も強い通貨は豪ドル、最も弱い通貨はユーロです。
円はゼロ付近を上下していましたが、午後11時を過ぎたあたりからマイナス圏に定着しました。
ユーロはゼロ付近で推移していましたが、昨日午後にマイナスに転じると弱さが次第に拡大する展開となりました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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