昨日(2023年6月6日)の米国主要3指数振り返り
- 終値:
- US30(米国ウォールストリート株価指数30):33573.0(+23.0)<+0.07%>
- US100(米国100株価指数):14575.6(+17.4)<+0.12%>
- US500(米国500株価指数):4287.9(+14.1)<+0.33%>
※OANDAが提供するダウ工業株30種平均指数を参照にしたCFD「US30」の終値
※OANDA証券が提供するS&P500を参照にしたCFD「US500」の終値
※OANDAが提供するNASDAQ100指数を参照にしたCFD「US100」の終値
※終値はNY時間17時時点のMidです。
6月6日の米国株は、全体的に様子見ムードが広がり、小幅高で推移しました。
FOMCの会合や米国の5月消費者物価指数(CPI)の発表など重要な経済指標が来週に控えており、積極的な売買が手控えられた格好です。
なお、市場の注目が集まるFOMCでは、政策金利の据え置きが予想されています。
個別株では、新型ARヘッドセット「Apple Vision Pro(アップルビジョンプロ)」を発表したIT大手のアップルが続落して0.21%安に。
その一方で、半導体大手のアドバンスト・マイクロ ・デバイセズ(AMD)は5.34%上昇しました。
【US30(米国ウォールストリート株価指数30)】本日(2023年6月7日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年6月7日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
直近の上昇波動に引かれたフィボナッチの23.6%水準で反転し、下ヒゲをつけた形。
平均足は陽連を始めましたが、実体は短く、上下にヒゲを伸ばしていて、方向感が出ているとはまだ言いづらい状況です。
ローソク足は平均足の上に抜け出しており、目先はこの位置関係が続くかどうか、直近高値を上抜けるかどうかに注目です。
<1時間足チャート分析>
明確な上昇トレンドが高値圏から切り返し、下落トレンドとなっていましたが、それがもみ合って引けた状況です。
直近はローソク足と平均足が絡み、平均足は色の変化が繰り返されています。
目先は、約33,600ドルに位置する中期レジスタンスラインを上抜けるか、約33,500ドルに位置する中期サポートラインを下抜けるかです。
US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら
【US100(米国100株価指数)】本日(2023年6月7日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年6月7日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
明確な上昇トレンドを形成しています。
平均足は陽連し、長い実体と上ヒゲを作っており、勢いは強いです。
ただし、ローソク足は上ヒゲを作ったあとに高値を更新できていません。
このローソク足の形は、下位時間軸では三尊天井になっているので下落に注意する必要がありそうです。
その意味では、昨日の安値水準(ネックライン)を下抜けるか、踏みとどまるかに注目です。
<1時間足チャート分析>
現在は高値圏でローソク足と平均足が絡み合い、方向感なく推移しており、三尊天井を作りに行っている状況です。
三尊天井の肩と頭にあたる中期・長期レジスタンスラインを上抜けるか、下では短期サポートラインが重なる水準(ネックライン)を下抜けるかに注目です。
下抜けた場合は、ネックラインから三尊天井の頭部までの値幅の分が、下落の目処になります。
US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら
【US500(米国500株価指数)】本日(2023年6月7日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年6月7日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
上昇トレンドが一服してから続伸している状態です。
上昇とはいっても、ローソク足は上下に大きくブレているのが特徴で、現在は上ヒゲ陰線をつけたあとに、陽線を作りましたが高値は更新できていません。
いったんの押し目の目処は、直近の上昇波動に引かれたフィボナッチの23.6%水準です。
上下動が大きいという特徴を頭に入れておきましょう。
<1時間足チャート分析>
上昇トレンドの勢いが弱まり、高値圏でもみ合っている形です。
三尊天井を作りにいっている状況とも取れます。目先のポイントは、三尊天井の頭に位置する中期・長期レジスタンスラインを上抜けるか、ネックラインの中期サポートラインを下抜けるかです。
現在はローソク足が陽連する平均足の上を推移しており、いったんは上昇が優勢となっています。
US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
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世界の株価指数騰落率ランキング
(画像は2023年6月7日6時40分のもの)
世界の株価指数の週間騰落率ランキングです。
1位は引き続きJP225で、前週比の騰落率は+2.21%、値幅は+706.5となっています。
2位には米国株価指数のUS2000(ラッセル2000)がランクイン。
その他の米国株価指数は、US500が6位、US100が7位で、US30はランク外です。
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OANDA Lab編集部
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