ユーロ円見通し(為替/FX)「ユーロ/円は横ばい。直近高値を上抜けるか」(2023年6月9日)

FXレポート

昨日(2023年6月8日)のユーロ円動向振り返り

ユーロ円は方向感のない動きに終始し、高値と安値の差は50銭に届きませんでした。
1〜3月期のユーロ圏の実質域内総生産(GDP)の改定値が発表され、前期比で0.1%減となりました。
2期連続のマイナス成長となってリセッション入りが確定したものの、市場の反応は薄く、レンジ相場を維持して1日の取引を終えました。

本日(2023年6月9日)のユーロ円チャートテクニカル分析

本日(2023年6月9日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2023年6月9日7時のもの。「Orderbook3」を表示)

「オーダーブック」を見ると、買い注文が150円付近に特に集中しています。
直近高値が注目されている模様です。
また、148円台後半にも多数の買い注文があり、直近の安値水準が意識されている可能性があります。

一方、売り注文は151円付近に集まっており、ローソク足の高値水準を狙ったものと予想されます。

「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから

ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析

ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2023年6月9日7時のもの)

過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と相関関係があったのは豪ドル円でした。
ドル円とも弱い相関関係になっています。

また、逆相関となっているのはポンドドルですが、弱い逆相関です。
ユーロドルや豪ドル米ドルとは逆相関の関係がなく、全体的に相関関係が乏しかったことが分かります。

相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール

ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析

ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2023年6月9日7時のもの)

直近で最も強い通貨はスイスフラン、最も弱い通貨はドルです。
円は0を下回る場面もありましたがおおむね堅調で、安定的に推移しました。
ユーロは0を挟んで上下する展開となり、穏やかな動きになりました。

通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート

またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート

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