昨日(2023年6月8日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:2.216(-0.006)<-0.27%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは小反落。
米国エネルギー情報局(EIA)の発表によると、米国でのガス在庫が市場予想を超えて増加しました。
これを受けて市場は売りで反応しました。
しかし、米国南部は引き続き穏やかな天気予報で、冷房需要が高まるためNATGAS価格にとって上昇圧力となります。
この2つが綱引きをする形となり、価格は激しく上下動する展開となりました。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2023年6月9日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年6月9日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
NATGASは大きく下落した後、横ばいまたは反発局面で推移しています。
ローソク足は直近安値から上昇してフィボナッチの38.2%をうかがう水準に到達している一方、平均足は陰連になっています。
38.2%ラインと陰連を抜けて上昇できるかどうかに注目です。
この水準を抜けると、61.8%または100%が視野に入ります。
<1時間足チャート分析>
1時間足チャートでは大きな押し目をつけながら上昇する展開となっており、昨日の押し目もサポートライン付近で反発しました。
平均足は一時的に陰転したもののほどなく陽転しており、今後もこの展開が続くか注目されます。
下落する場合の直近の目途は、強いサポートラインがある2.17ドル付近が想定されます。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
2022年末から原油天然ガスのリグ数が減少傾向にあります。
なお、米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週比で減少しましたが、天然ガスは前週と変わらず137基となっています。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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