日本株価指数225見通し「市場に安心感が広まったことで、上昇が続く」 (2023年6月12日)

マーケットレポート

先週金曜日(2023年6月9日)の日本株価指数225振り返り

  • 終値:32207.5(+435)<+1.37%>

※OANDA証券が提供する日経平均株価を参照にしたCFD「JP225」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。

9日のJP225は続伸。
高値警戒感が強まるものの、上昇の勢いは止まらず最終的に約400円の上昇となりました。
日経平均株価のSQの通過、米国の利上げが見送られる可能性が高まったことで、市場に安心感が広まったことが要因だと考えられます。
日本株は卸売業、電気・ガス業、医薬品などが買われ、海運業、空運業、石油・石炭製品などが売られたようです。

【JP225(日本株価指数225)】本日(2023年6月12日)のチャートテクニカル分析

【JP225(日本株価指数225)】本日(2023年6月12日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年6月12日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

上昇の勢いが強い中、長い陰線をつけたのちにコマ足となり、その後は長い陽線を作って引けた状況です。
ただし、陽線は長い上ヒゲをつけており、平均足は下ヒゲが出始めています。
これは停滞または陰線に転換する可能性を示唆しています。

<1時間足チャート分析>

明確な下落トレンドが底値圏でダブルボトムを形成し、上昇に転換した状況です。
とはいえ、直近はローソク足が長い陰線を作って平均足を下抜いているため、売りの勢いが強まっていると考えられます。
ここから下げる場合は短期のサポートラインやレジスタンスラインを下回っていくかに注目です。

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら

世界の株価指数騰落率ランキング(週間)

世界の株価指数騰落率ランキング(週間)
(画像は2023年6月12日8時のもの)

JP225の週間の騰落率は+0.29%、値幅が+92.5と買いの勢いが続いています。
また、米国の株価指数も上昇しており、反対に米国債や金が落ちていることから、全体的にリスクオン傾向であると考えられます。

FX・CFDの騰落率ランキングはこちら

またJP225(日本株価指数225)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>JP225(日本株価指数225)リアルタイムレート

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OANDA Lab編集部

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