昨日(2023年6月12日)のユーロ円動向振り返り
ユーロ円は材料難から値動きが乏しく、狭いレンジで上下動する展開となりました。
昨日は独仏の株価指数が上昇しましたがユーロ円の反応は乏しく、先週金曜日の値動きの範囲内での推移にとどまりました。
また、長期金利の動きに対しても大きく反応することはありませんでした。
15日(木)にECBの政策金利発表を控えており、市場参加者は買い売りいずれの方向にも動けなかった模様です。
本日(2023年6月13日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2023年6月13日7時のもの。「Orderbook3」を表示)
「オーダーブック」を見ると、厚めの買い注文が148円台後半から149円半ばにかけて断続的に入っています。
この付近にはチャートの安値水準とみなせるポイントが複数あり、それらが注目されている可能性があります。
また、厚い売り注文が150円台前半から後半にかけて確認できます。
直近高値が意識されている模様です。
なお、149円台半ばにも厚めの売り注文があります。
この水準は直近安値付近であり、サポートラインの下抜けが警戒されている可能性があります。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2023年6月13日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と相関が強かったのは豪ドル円でした。
ドル円、ユーロドル、豪ドル米ドルとも正の相関となっています。
また、逆相関となっているのはポンド円とポンドドルでした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2023年6月13日7時のもの)
直近で最も強い通貨は豪ドル、最も弱い通貨はスイスフランです。
円は16時ごろに下押す場面がありましたが、概ねゼロを上回る水準での推移となりました。
ユーロはゼロ付近で小動きでしたが徐々に底値を切り上げ、上昇トレンドを継続したまま1日の取引を終えました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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