日本株価指数225見通し「SQ通過で買いの勢いが続く。今週は日米で行われる重要イベントに注目」 (2023年6月13日)

マーケットレポート

昨日(2023年6月12日)の日本株価指数225振り返り

  • 終値:32577.5(+370)<+1.15%>

※OANDA証券が提供する日経平均株価を参照にしたCFD「JP225」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。

JP225は続伸。
先週SQを通過したことへの安心感が買い優勢の流れを作っている模様です。
日本株は精密機器、医薬品、パルプ・紙が主に買われ、海運業、銀行業、鉱業などは売られました。
6月13日~14日に開催されるFOMCでは利上げを見送るとの予測もあり、今後は様子見傾向となる可能性があります。
また、日本では6月15日~16日に日銀の金融政策決定会合もあり、そちらにも注目する必要がありそうです。

【JP225(日本株価指数225)】本日(2023年6月13日)のチャートテクニカル分析

【JP225(日本株価指数225)】本日(2023年6月13日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年6月13日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

平均足が陽連し、ローソク足は平均足の上を推移しているため、大局は上昇トレンドが続いています。
直近は毛抜き天井を形成した後にいったん下落。
コマ足をつけてから再上昇し、高値を更新しています。
一方で、平均足が下ヒゲを出しており、上昇の勢いに陰りが見えている点には注意が必要です。

<1時間足チャート分析>

直近は押し目を作って停滞する局面があったものの、長期のレジスタンスラインとなっていた水準を更新しました。
平均足は陽連しており、買いの勢いは強いままです。
ただし、長期レジスタンスの水準を明確に上抜けしているわけではないため、この水準より上をキープできるかに注目です。
下抜けた場合は、平均足や中期のレジスタンスラインが押し目の候補となります。

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら

世界の株価指数騰落率ランキング(週間)

世界の株価指数騰落率ランキング(週間)
(画像は2023年6月13日8時のもの)

JP225の週間の値幅が+410、騰落率は+1.27%と上昇の勢いは続いています。
また、金が下落する一方、米国株価指数も上昇しており、全体的にリスクオンの状態が続いていると考えられます。

FX・CFDの騰落率ランキングはこちら

またJP225(日本株価指数225)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>JP225(日本株価指数225)リアルタイムレート

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OANDA Lab編集部

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